All you need is black earphone (?)

あたまのわるい音楽ブログ

アルバム初聴メモ 2019年6月編

※個人の主観的感想です。
※通しで二回聴いた時点でのメモ書き程度です。


06/03

N.U.E. / wujiu〜うーじう〜

 東方アレンジ。2018年。
「N.U.E.」がよさげ。
「N.U.E.」音の隙間が心地良い、オシャレで軽快なギターポップ。カッティングギターがシティポップ感あって好きです。ラスサビの音を抜く感じも気持ちいい。


06/09

From Now On / 吉田ヨウヘイgroup

 邦楽。2013年。
「ボーダーレス」「霧のように」「暗い部屋」「悪い噂」がよさげ。
「ボーダーレス」メロディが好き
「霧のように」つんのめる感じが好き
「暗い部屋」静かな展開から急にブレイクしまくる感じが好き
「悪い噂」軽快なインディロック。サビメロが好き。リフとコーラスのメロディも好き
 吉田ヨウヘイgroupは3rdの「paradise lost, it begins」しか聴いたことなかったんですが、初期はもっとストレートなロック寄りだったんですね。


06/16

The Whole Love / Wilco

 洋楽。2011年。
「Art Of Almost」「I Might」がよさげ。
「Art Of Almost」最後の暴走に向けて少しずつ昂ぶってく感じが好き
「I Might」頭打ちのリズムが気持ちいいポップ。シングル曲だったっぽいですね。さもありなん。

ソングアゲイン / 都市レコード

 邦楽。2008年。
「春の声」「希望の灯」がよさげ。
「春の声」メロディが好き
「希望の灯」変なリズムとメロディが好き


06/17

アンナ*ソンナ*バカナ / 真空メロウ

 邦楽。2015年。
「まるい星」「NOBODY CAN PLAY MY GUITAR」「天国注射の夜」「毛布とマシンガン」「Too late」がよさげ。
 正しく「SEA UNDERSTANDの次」といった作風。10年経ってるのに完全に地続きで全く違和感がないのがすごい。全曲良いんですが、サビのシューゲイザーな浮遊感に後期メロウっぽさを強く感じる「毛布とマシンガン」と、こちらもSEA UNDERSTANDの枯れた雰囲気を引き継いでいる「Too late」が特に好きです。

IMPERIAL BLUE / モーモールルギャバン

 邦楽。2018年。
「IMPERIAL BLUE」「7秒」「AI ha MABOROSHI」「海へ」「やんなっちゃったBODY」がよさげ。
 今まで買ってなくてごめんなさいでした。僕はそれこそ「BeVeci Calopueno」「僕は暗闇で迸る命、若さを叫ぶ」を名盤と崇め奉る人間で、当時あったまさに「J-POP」的なポップさ、オシャレなバックの上でどうしようもないダメ人間の哀しさを歌ったり叫んだりするモールルに惹かれていたんですが、「PIRATES of Dr.PANTY」以降のモールルって直情的なロック寄りになったせいか、ベースがあまり動かなくなってしまってたりキーボードもどことなく単調になってしまっていて、ちょっと心が離れていたんですよね。ていうかそもそも「PIRATES of Dr.PANTY」「ヤンキーとKISS」の二作はデモからあまりアレンジが加えられてないっぽい……。
 でもこの作品は明らかに「PIRATES of Dr.PANTY」「ヤンキーとKISS」とはステージが違う。全ての曲で活休前のハチャメチャさ、洒脱さ、切実さが更にキャッチーな形で戻ってきてる。「IMPERIAL BLUE」「やんなっちゃったBODY」の自棄になりながら踊る感じはまさにモールルの真骨頂だし、生活感とこじんまりとした切なさがこれまた初期モールルを思い起こさせる「海へ」のサビのメロディは珠玉で、多分これがモールルのバラードで一番好きです。


06/18

消えて / モーモールルギャバン

 邦楽。2019年。
「消えて」「RAINBOW WINE」がよさげ。
「消えて」は「僕は暗闇で迸る命、若さを叫ぶ」の系譜を受け継ぐしっとりとした曲。まあこういう曲を今までシングルで切るってことはしてこなかったですけど、それにしてもTwitter上での「モールルって今こんなんなってるんだ」って反応は酷い。モールル知ってるって人間の大多数は「サイケな恋人」「ユキちゃんの遺伝子」「Hello!! Mr.Coke-High」で止まってるんじゃなかろうかマジで。それみんな10年近く前の曲ですよ……。
「RAINBOW WINE」はほぼインスト。ぶっちゃけ終盤までは「細胞9」2って感じであまり新鮮味は無く……。こういうのやっぱ好きですが。ただ終盤でもう一つ展開入れて捻りを入れるのは「細胞9」には無い魅力。

Tokyo Rendez-Vous / King Gnu

 邦楽。2017年。
「McDonald Romance」「破裂」「ロウラヴ」「MIDNIGHT POOL」がよさげ。
「McDonald Romance」ひたすらダウナーな感じが好き
「破裂」なんかよくわからん不安になる歪んだハープシコードみたいな音から始まって唐突に壮大なバラードになる曲。こういう曲作れるバンドが売れるのはいいことですね。
「ロウラブ」ごめん結局こういうのが一番好き。アルバム中最も真っ当なロック。若干オリエンタルなリフがメチャクチャ耳に残る。
「MIDNIGHT POOL」メチャクチャダウナーな感じの横ノリな曲。こういうのってジャンルなんて言うんでしょうか?
 最近話題のバンドを聴いてみるシリーズ。で聴いてみたんですけどなかなかよさげでした。聴いてるとやっぱ最近はこういう横ノリダウナーな感じが流行りなのかなとか思う。米津さんの「KARMA CITY」とかアルバム中じゃ超浮いてたけど今やメインの方向性はそっちだもんな……。


06/19

モジャは二十歳になってから / モジャン棒

 東方アレンジ。2019年。
「ゲレゲレレ泥酔行脚」「白の瞳景」がよさげ。
「ゲレゲレレ泥酔行脚」リードトラック的な曲だと思う。いつものモジャン棒。
「白の瞳景」いつものモジャン棒。古きユアンシェンは良い曲ですね。デザドラといい、にゃんにゃんは切ないメロに恵まれ過ぎてる気がする。


06/24

恋と魔法とモジャ転生 / モジャン棒

 東方アレンジ。2019年。
「フールプールルーム」「終日クロックワークス」「八曜の魔女」「終世ニサク」「わたしのせかい」がよさげ。
「フールプールルーム」リフが超かっこいい。Bメロのちょっと外していく感じのコード進行もとても好きです。
「終日クロックワークス」1stをまだ聴いていないので初聴きだったんですが、咲夜さん曲である補正を差し引いてもめちゃくちゃ良い曲。まずイントロのアルペジオが綺麗すぎて最高ですが、中盤リズムがガラッと変わってダンスロック的になるところが最高。サビメロの伸びやかなメロディもエモ過ぎて最高。
「八曜の魔女」当然のことながらメロディがメチャクチャいい。しかしこの曲の真の聴きどころは途中に挟まれた大サビ、そしてそこからありえないタイミングでの半音上げを挟んでサビに回帰する展開。ラストのユニゾンのコーラスが切ない。
「終世ニサク」サビメロがよすぎる。ぶっちゃけセプテット成分は霧散してしまってますが(霧だけに)そんなことはどうでもいい。
「わたしのせかい」フランちゃんウフフ
 よすぎた。
 モジャン棒はどうしてこんなに打率が高いのか、どうしてこんなに格好良くて切なくてエモーショナルなギターロックを大量に生み出せるのか、本当に疑問に思う。それこそ「モジャのみぞ知るセカイ」を聴いてから6年も経つわけだけど、こんなに(自分にとって)打率が良いミュージシャンを他に知らない。無理せず毎秒新譜を出してほしい。


06/25

Kawaii is Justice!!!2 / 電解アンサー

 東方アレンジ。2019年。
「Difoliation / Mysteka」「Nyan Nyan Princess / Hi-Fu」「Red Glass / Capchii」「Archive / Yokochy」がよさげ。
「Difoliation / Mysteka」神々が恋した幻想郷のFuturebassなアレンジ。これは原曲からして素晴らしいメロディなので当然のことながら良い曲です。原曲の主題だけじゃなくて細かいソロパートとかも取り入れてるのが好き(テンテレレレテレテレのところとか)
「Nyan Nyan Princess / Hi-Fu」不安になるコード進行。すごい不安になるコード進行なのにカワイイ声ネタとか入ってきたりするのがマジにゃんにゃんっぽくて良いですね。
「Red Glass / Capchii」ジャズなポップ。オシャレで好き。
「Archive / Yokochy」か細い音で鳴らされるメロディが聴いてると切ない気持ちになる。そこからアゲアゲ(死語)なEDM(?)になる(?)のが良いです(?)
 kawaiiアレンジを集めたコンピ。


06/26

病める無限のブッダの世界 ~Best Of The Best (金字塔)~ / BUDDHA BRAND

 邦楽。2000年。
「DON'T TEST DA MASTER featuring NIPPS, LUNCH TIME SPEAX」「人間発電所 (CLASSIC MIX)」「ブッダの休日」「DL'S MIDNIGHT THEME PT 2」「FUNKY METHODIST」「NOSTALGY 241169」がよさげ。
「DON'T TEST DA MASTER featuring NIPPS, LUNCH TIME SPEAX」かっこいい
「人間発電所 (CLASSIC MIX)」超かっこいい ぶっちゃけ内容はよくわからないんですが、それ故に「普通がなんだか気づけよ人間」のドストレートさが刺さる。
ブッダの休日」終盤に一瞬だけ挟まるクリーンギターが印象的なサンプルの箇所がとても好きです。
「DL'S MIDNIGHT THEME PT 2」チルアウトする感じが好き。チルアウトって言いたいだけでは?
「FUNKY METHODIST」初めて聴いたんですが、トラックはオシャレめでその上に鋭いラップが乗るのがカッコイイですね。
「NOSTALGY 241169」アルバムを静かに締めていく感じが好き。その前の曲がなんかものすごいので落差がすごい。
 なんで今まで持ってなかったんですかって感じですが。


06/27

有形霧消の『 』 / マッコ屋

 東方アレンジ。2018年。
「Knowledgeable explosions」「『 』(No Name#2)」「You and I have lost connection, but we can't recognize it. Still we are happy, I love you.」がよさげ。
「Knowledgeable explosions」重たくメタリック、だけど妙に音が薄いアレンジ。ブッ潰れたギターの音が好き。変拍子が入ったあとの終盤がエモーショナルでいいですね。
「『 』(No Name#2)」ドラムンベース。暴れまくるリズムトラックと静謐さすら感じさせる上モノのミスマッチ感が好き。
「You and I have lost connection, but we can't recognize it. Still we are happy, I love you.」ポストロック。ほどよくチープな音が切なさを加速。ベースがメチャクチャ良い。終盤のコード進行が好き。


06/28

SINKING SLOWLY / COALTAR OF THE DEEPERS

 邦楽。1992年。
「WHEN YOU WERE MINE」「DEEPERS ARE SCHEMING」「MY SPEEDY SALAH」「SINKING SLOWLY」がよさげ。
 ディーパーズの3rd EP。「WHEN YOU WERE MINE」以外は「THE BREASTROKE」に収録されていますが、ほぼベスト入りしたのも頷けるほど全ての曲が名曲。「WHEN YOU WERE MINE」もこの頃から既にいつものディーパーズって感じでとても良いカバーなんですが、NARASAKIさんのボーカルはこなれてない感がすごいっていうかぶっちゃけド下手でそこが味になっている音源。
「WHEN YOU WERE MINE」以外は散々語り尽くした気がするんですが、「DEEPERS ARE SCHEMING」は初期ディーパーズの狂気とハードさとポップさの象徴と言える大名曲だし、「MY SPEEDY SALAH」は27年経とうとも色褪せないロックの大名曲だし、「SINKING SLOWLY」は当時の時勢をよくわかってないんでアレな物言いかもしれないですけどここまでマイブラの影響を、しかし野暮ったくもバタ臭くもなく表現できたバンドは居たのだろうかって感じの大名曲なので名曲しか入ってないですね。
「MY SPEEDY SALAH」は本当にオルタナギターロックのかっこよさが辿り着ける最終型だと思うんですよね(そもそもディーパーズはオルタナなのか?という話は置いておきたい)。個人的な話になってしまうんですけど例えば僕はナンバガとかも好きでハチャメチャに格好良いと思うんですが、ナンバガ含めた'97世代以降のオルタナ流れのロックはどうしてもセンチメンタルさ、情緒感みたいなのが入ってしまう気がするんですね。
 その点ディーパーズとかは情緒感も無いわけではない、むしろ割とウィットな音楽ではあるんですけど必要以上にそれを感じさせず、ただひたすらに不純物のないスタイリッシュな格好良さを感じる。結局「OMOIDE IN MY HEAD」とかもかっこよさよりかはエモさ=情緒感、センチメンタルさが勝ってしまうんですよね。ナンバガとオモイデインマイへッはそこが良いところだし大好きなんですが。ディーパーズにそれを感じるのは何故かというとやはり渋谷系を通過していて、イコール洋楽を咀嚼するのが上手く、かつもう少し後の世代がやり始めるような、くるりナンバガのように洋楽を和的に解釈することはしない、というのが一因なのかなぁと。まあそれをやっていたのは90年代前半にアホほど居て、それでもディーパーズとNARASAKIさんが残り続けているのはメロディセンスによるものだと思いますが。

Live 80/81 / This Heat

 洋楽。2006年。
「Horizontal Hold」「Makeshift Swahili」「Health and Efficiency」がよさげ。
 This Heatのライブ盤。公式のものなんですがメチャクチャに音が悪い。しかしかっこよさは折り紙付き。「Makeshift Swahili」のプリミティブで獣みたいな歌っていうか叫びは物凄いし、「Horizontal Hold」や「Health and Efficiency」はライブ版で聴いてもやっぱり否応なく感情を高揚させられる。


06/29

ヤプーズの不審な行動 / ヤプーズ

 邦楽。1995年。
「12階の一番奥」「ヴィールス」「Men's JUNAN」「レーダーマン」「テーマ」がよさげ。
 ヤプーズのライブ盤。「12階の一番奥」がオシャレなフレンチポップっぽくなってたりするのが面白い(思えば1995年あたりって渋谷系全盛期ですね)。しかしこのアルバムで一番凄いのは「Men's JUNAN」~「レーダーマン」の流れですね。「Men's JUNAN」の喉の奥から絞り出すような限界寸前の歌唱がちょうどこのアルバムから十年ほど前の、「裏玉姫」の「パンク蛹化の女」を思い出させる名演。元々「Men's JUNAN」が戸川さん関係でトップクラスに好きな曲ではあったんですが、このアルバムで聴いて本当に悲しい歌だと再認識しました。戸川さんはこういう自分ではどうにもできない慕情の暴走を客観的に描くのが本当に上手いんですが、その真骨頂みたいな曲だと思います。それから間髪入れず始まる「レーダーマン」はストレートにカッコイイ。「ヴィールス」も音源からしてカッコイイのでライブもその通りであろうことは想像がつくんですが、その通りカッコイイです。


06/30

CD-Y / ヤプーズ

 邦楽。1999年/2003年再発。
「シアー・ラバーズ」「羽虫」「ヒト科」「(something extra)」がよさげ。
 もうなんか全曲濃度が濃すぎて4曲でかなりお腹いっぱいな感じなんですが、「ヒト科」の「ヒトは知能だけで動物の頂点に立ったんじゃないんだ ヒトは凄いんだよ」ってフレーズ何食ってりゃ思いつくんだっていうかこのフレーズを一体どんな感情をもって書いたのか非常に気になる。「羽虫」「(something extra)」は朗読で、「羽虫」は近代文学な文体の不条理っぽい話。「(something extra)」は戸川純さんが書いたの「愚行」という短編の途中までの朗読なんですがこれがすごい。戸川さんが一人三役してるラジオドラマっぽいやつなんですけど演技力は流石のもので(滑舌はぶっちゃけアレですが)ラストとかすげえ怖い。狂気的。しかしなんで「(something extra)」なのか、ブックレットに書いてあった気がするけど忘れてしまった。
 しかしまあ、なんというか4曲が重たすぎるし、音にも一切バンド感が無くて閉塞感が漂っているアルバムで、結局この次が出なかったのもさもありなんだなぁと。

NEAT, OR CYMBAL! / Cymbals

 邦楽。1998年。
「Cucumber!」「Happy Knight, Shiny Child」「My Patrick」「Cycling Song」「I'm a Believer」がよさげ。
「Cucumber!」メロディが超好き
「Happy Knight, Shiny Child」メロディが超好き
「My Patrick」メロディが超好き
「Cycling Song」あれ、これ「Muzak Cycle」の初期版ですよね? 好きな曲なのでテンション上がってしまった
「I'm a Believer」メロディが超好き。しかしこれはライブ盤「Requests!」収録版が激エモなので流石にそちらに軍配が上がる……。
 Cymbalsの最初の音源。「anthology」にインディーズ期の曲が一曲も入ってないので見逃してましたがなんという名曲揃い。最初の音源からなんでこんなに完成されてるんだ……。

アルバム初聴メモ 2019年5月編

※個人の主観的感想です。
※通しで二回聴いた時点でのメモ書き程度です。
※ジャンルは超雑な目安程度のものなので気にしないでください。


05/06

not on the line e.p. / アリスミア・アリスメア

 「最後にみる夢」「孤独な重力」がよさげ。
 2019年。東方アレンジ。ロック。
 前作「turned white e.p.」よりも変拍子成分が少なくなってどっしりとした曲が多くなった印象。全曲5分半超えてますしね。
 「孤独な重力」が特に好きです。サビの優しいメロディが切ない。


05/07

解体少女/ロンリーデーズ / 東方事変/N+

 「解体少女」「馬と骨'19」がよさげ。
 2019年。東方アレンジ。ロック&ポップ。
 「馬と骨」は東方事変1st「悦楽バージン」収録曲のリアレンジなんですけど全然違ってて笑いました。うらぶれた洒脱な曲がオシャレさはそのままに疾走感あるギターポップになってるぞ……。曲に引っ張られて歌詞も半ば自棄になってる感ある。こっちの方が好きです。それぞれ別の魅力があるってのはリアレンジかくあるべしですね。


05/12

ようこそジャパリパークへ / どうぶつビスケッツ×PPP

 「ようこそジャパリパークへ / どうぶつビスケッツ」「大空ドリーマー / PPP」がよさげ。
 2017年。アニソン。ポップ。
 「ようこそジャパリパークへ」はやっぱ名曲だと思うんですよね。「けものはいてものけものはいない 本当の愛はここにある」のフレーズ、こういうことをこのメロディにさらっと嵌められるってすごいと思う。アウトロの高揚感がすごい。Sound Scheduleはあまり詳しくないんですが、「ピーターパン・シンドローム」がとても好きな曲だったのでこの曲の作詞作曲が大石さんだと知った時は驚いたし評価されてるのが嬉しい。

TVアニメ『けものフレンズ』ドラマ&キャラクターソングアルバム「Japari Café」 / V.A.

 「けものパレード ~ジャパリパークメモリアル~ / どうぶつビスケッツ+かばん×PPP」「ホップステップフレンズ / どうぶつビスケッツ」がよさげ。
 2017年。アニソン。ポップ。
 「けものパレード」がめちゃくちゃに良いですね。1期12話のあの感じが一曲に詰まってて聴いてて泣きそうになる。曲自体も多幸感に溢れててhalyosyさんは桜ノ雨の人じゃなかったんやな……と思いました。サビ回し終わった後のハミングとか、ラスサビのドラム抜くところとかベタだけどほんと上手い構成だなあと思います。サーバルちゃんの「ずっとずっとついていくよ、かばんちゃん!」が本当に泣けて、気を抜くと呪詛が溢れてしまいそうになりますが。
 「ホップステップフレンズ」も正しく王道なアニソンポップという感じ(アニソン詳しくないけど)でよいです。ただサビの「ふわ↑ふわ↑」みたいな合いの手を聴くと清竜人の「Fall♡In♡Loveに恋してるっ♪」をどうしても思い出してしまいますが。

TVアニメ『けものフレンズ』キャラクターソングアルバム「Japari Café2」 / V.A.

 「なかよしマーチ / かばんとサーバル」「マイペースちぇいさー / アライグマとフェネック」がよさげ。
 2017年。アニソン。ポップ。
 「なかよしマーチ」がアニメ思い出すとエモすぎてしょうがない。かばんちゃんとサーバルちゃん、アライさんとフェネックの旅は今も続いていると信じます。「マイペースちぇいさー」ももうほんといいですね、アラフェネ沼に完全にハマってしまったのでこの曲を延々聴いています。

さふぁりどらいぶ♪ / どうぶつビスケッツ

 「らいくあらいと / フェネック」がよさげ。
 2018年。アニソン。ポップ。
 「らいくあらいと」が最高、曲名からして最高。なんも言えねえ……無理……尊い……好き……語彙力……。バックトラックもsasakureさんらしく落ち着いたオシャレポップに細かいコロコロとした音が跳ねる感じがよいです。あとこういう声質が好きです。何でも言うことを聞いてくれるフェネックは公式との解釈違い(オブラートに包んだ表現)があるのでちゃんと聴けないですが。しかしこのアルバム聴いてるとアニソンってやたらサビで転調するなあとか思う。


05/17

ALICE -SONGS OF THE ANONYMOUS NOISE- / V.A.

 「ハイスクール [ANIME SIDE] -Bootleg-」「カナリヤ [ANIME SIDE]」「ウェンズデイビューティー -Bootleg-」「ユースフルデイズ / in NO hurry to shout;」「ドリーマー / in NO hurry to shout;」がよさげ。
 2017年。アニソン。オルタナロック。
 NARASAKIさんが曲書いててギターロックらしいので聴きました。COME OVER TO THE DEEPEND期っぽくて満足。


05/18

Red / King Crimson

 「Red」「Fallen Angel」がよさげ。
 1974年/2008年再発盤。洋楽。ロック。
 もっとゴリゴリかと思ったら「Fallen Angel」とか結構聴きやすくてよかったです。

色々 / 倉橋ヨエコ

 「赤い屋根の下で」「花とダンス」「今日も雨」「白の世界」がよさげ。
 2007年。邦楽。ピアノポップ。
 「今日も雨」がいいですね。いや普段のヨエコさんっぽい曲調じゃないしいかにもロキノンっぽい感じの曲なんですがなんだかんだでこういうの好きになっちゃう……。


05/21

初期の台風クラブ / 台風クラブ

 「ついのすみか」「ずる休み」「ダンスフロアのならず者」「飛・び・た・い」がよさげ。
 2017年。邦楽。ロック。


05/24

GOLD DIGGER 〜with true love〜 / 角松敏生

 「SPRINGIN' NIGHT」「MELODY FOR YOU」「TOKYO TOWER」がよさげ。
 1985年。邦楽。シティポップ。


05/25

P.W Babies Paperback / ムーンライダーズ

 「ヤッホーヤッホーナンマイダ」「夢ギドラ85'」「真実の犬」「ばら線の庭」「ひとは人間について語る」がよさげ。
 2005年。邦楽。ロック。
 前作「Dire Morons TRIBUNE」ほどではないですがこっちもそれなりに重たいアルバム。

Last Century Modern / TOWA TEI

 「A Ring」「Butterfly」「CHATR」「Funkin' For Jamaica」がよさげ。
 1999年。邦楽。ポップ。


05/26

わかるかい? / 空気公団

 「わかるかい?」がよさげ。
 2001年。邦楽。ポップ。


05/27

GOOD DREAMS / The Roosterz

 「Nürnberg (Health-Mix) ~ニュールンベルグでささやいて~」「カレドニア (Re-Mix)」がよさげ。
 1984年/2003年再発盤。邦楽。ニューウェーブ


05/28

LASCAUX V / ごんばこんなか

 「Subterranean Art」「Inner Sanctuary(L5 mix)」がよさげ。
 2019年。東方アレンジ。エレクトロニカ


05/30

「spill over」 feat. Chata / N+

 「ann~庵~」「bun~聞~」がよさげ。
 2018年。東方アレンジ。ロック&ポップ。

アルバム初聴メモ 2019年4月編

※個人の主観的感想です。
※通しで二回聴いた時点でのメモ書き程度です。
※ジャンルは超雑な目安程度のものなので気にしないでください。


04/01

Travelling Without Moving / Jamiroquai

 「Virtual Insanity」「Cosmic Girl」「Alright」がよさげ。
 1996年。洋楽。ファンク。
 「Virtual Insanity」目当てで聴きました。圧倒的名曲すぎる……
 あと「SuchmosってJamiroquaiがやってたことを周回遅れでやってるだけじゃん」って前にネットで見たのをあんまりよく分かってなかったんですけど「Alright」聴いてマジだわと思いました(別に悪いことだとは思わない)。

あの透明感と少年 / monobright

 「夏メロマンティック」「雲男」がよさげ。
 2008年。邦楽。ロック。
 「雲男」がイントロからして格好良い。好き。


04/06

Andromeda Heights / Prefab Sprout

 「The Fifth Horseman」「Weightless」「Andromeda Heights」「Just Because I Can」がよさげ。
 1997年。洋楽。ポップ。
 「Just Because I Can」日本版のみのボートラなんですけどハチャメチャに良い曲じゃないですか? サビの泣かせにかかってきてるコード進行とほどよくチープな音と、そしてなんといってもシンセコーラスの無機質ながらも透き通った音色があわさって最高に見える……。アルバム全体でも「The Fifth Horseman」からの流れが素晴らしいですね。中盤はなんか似たような曲が続いてしまってる気がしますが。全体の雰囲気的にはまさに80年代からやってるバンドの90年代の作品って感じで(?)、ちょっと音に大味さがある印象。「A Prisoner of the Past」とかウォール・オブ・サウンドですし。


04/07

アゴアゴーゴー3 / アゴアニキ

 「海より深い空の下」「今日も貴重な酸素を消費しただけでした」「恐怖!不透明人間」「僕はまだ1回目の人生だから」「ノストラジックレボリューション」「自爆」がよさげ。
 2018年。ボカロ。ロック。
 恥ずかしながら2作目を未聴なんですが、去年ふとしたきっかけで「恐怖!不透明人間」を聴いて何これかっこいいとなったので買った次第。ストレートにポップなメロディといい意味で1作目とほとんど変わってない情けなくも芯の通った歌詞がやっぱり良いですね。


04/08

サイケデリック・ラブリー・ラスト・ナイト / 豊田道倫

 「国道沿いの」がよさげ。
 2018年。邦楽。謎フォーク。


04/10

死体論 / Lampcat

 「Restart」「1回目のナイトストロール」「Corpus Theory」がよさげ。
 2018年。東方アレンジ+オリジナル。ロックだったりポップだったり。


04/11

娯楽(バラエティ) / 東京事変

 「金魚の箱」「OSCA」「メトロ」がよさげ。
 2007年。邦楽。ロック。
 遠い昔に聴いたけど持ってなかったシリーズ。前に聴いた時は分からなかったんですけど、今聴くとこれモロにペトロールズじゃないですか? 「某都民」とかまさに。そりゃ林檎ファンには受け悪いよな……。個人的にも東京事変のイメージとはあんまりそぐわないというか、事変が聴きたいって時にこのアルバムは選ばんなあという感じ。「メトロ」は名曲ですが。


04/12

Protagonist Valetudo / V.A.(カナタノート/着席無言/Eastern Old Fashion)

 「NERVOUS DREAM / カナタノート」「忘却 / 着席無言」がよさげ。
 2018年。東方アレンジ。ロック。
 V.A.です。特に着席無言の「忘却」が好きです。中期COTDっぽい疾走感+吐き捨てるようなボーカルがカッコいい。内容とはあまり関係ないけど後半3曲の原曲が全部少女綺想曲なのが面白い。


04/16

EYES / ORIGINAL LOVE

 「LET'S GO!」「サンシャイン ロマンス (Album Version)」「砂の花 Desert Rose」「いつか見上げた空に」「I WISH」がよさげ。
 1993年。邦楽。ポップ+ロック+ファンク。
 「サンシャイン ロマンス」が良いですね。サビの高揚感がものすごい。


04/17

FLOWERS / minimum electric design

 2018年。東方アレンジ。お洒落なロック。
 「skima poetry」は「今此処に在る隙間」だし「MFD」は「Sakura Cruise」だよなあと……。


04/18

One Bedroom / The Sea and Cake

 「Shoulder Length」がよさげ。
 2003年。洋楽。ポップなポストロック。

ほぞ / Climb The Mind

 「ベレー帽は飛ばされて」「萎れた栞」「ほぞ」「困ったサンは背中を押されて」「空から聞こえたんだ」「つげ」がよさげ。
 2010年。邦楽。オルタナ+ポストロック?
 ずっと聴きたかったシリーズ。
 まあ本当言うまでもないことなんですが、歌詞があまりにも良い。ファンタジックな世界観だった前作フル「よく晴れた朝は地下を探索しに出かけよう」とは打って変わって日常を舞台にした曲が多くなりましたが、相変わらず素朴かつ無駄のない、心に突き刺さるような表現を載せるものだなあと思うフレーズの連続。「ベレー帽は飛ばされて」「ほぞ」「つげ」なんかは短篇小説の域だと思います。曲展開もAメロBメロというよりか起承転結の構成に近い。
 全曲ではないですが、「ベレー帽は飛ばされて」「壁の植物」「ほぞ」「散髪の翌日」「空から聞こえたんだ」「つげ」(「萎れた栞」「教えて、とろ」も抽象的な歌詞ですが解釈次第ではその中に入るでしょうか)というアルバムの半数以上の曲で人の死が取り扱われていて、そのためアルバム全体に喪失感、寂しさが流れている印象。それも大仰な悲しさではなく、生きている中で失わざるを得ないものをある種の残酷さ、無常観をもって日常感の中に紛れさせているかのような。
 「散髪の翌日」にある『見送る人と見送られる人は、それぞれの窓を飛び出していくから、もうここには何もない。誰もいなくなった。』というフレーズが象徴的。そしてアルバムの最初が「見送る人」の独白で始まり、「見送られる人」の言葉(の体を取った「見送る人」の感慨か、あるいは残していった思念か)で締められるのが本当にグッと来る。好き……。
 総じて神業のような表現力で限界まで心理とそれに関わる情景を描いているので、この後7年フルアルバムが出なかったのも、そのフルアルバム「チャンネル3」で歌詞の作風を、日常をベースにしながらも「よく晴れた朝は地下を探索しに出かけよう」のようなシュール感に若干寄せていったのも頷けます。
 曲はもう言うことないです。エモというのはこういう音楽のことを指すんですね。


04/24

LOVE! LOVE! & LOVE! / ORIGINAL LOVE

 「BLUE TALK」「DEEP FRENCH KISS」「SWEAT AND SUGAR NIGHT」「LOVE VISTA」「ORANGE MECHANIC SUICIDE」がよさげ。
 1991年。邦楽。ポップ+ジャズ。


04/27

pale machine / bo en

 「every day」「winter valentine (with mus.hiba)」がよさげ。
 2013年。洋楽。ポップ。
 日本語と英語が入り混じった歌詞を良い意味で普通のおっさん的なボーカルと合成音声のボーカルが歌う謎ポップ。サポーターの「Beautiful and weird」というコメントが的確。


04/30

The Unstable Molecule / Isotope 217° (bandcamp)

 「La Jeteé」がよさげ。
 1997年。洋楽。多分ジャズ。
 Tortoiseの人たちが参加してるグループですね。「La Jeteé」は「Jetty」の原曲だったりします。なのでジャズ+ポストロックという雰囲気。

Camoufleur / Gastr Del Sol

 「The Seasons Reverse」「Blues Subtitled No Sense Of Wonder」「Each Dream Is An Example」「Mouth Canyon」がよさげ。
 1998年。洋楽。ポップ。
 音響系(死語)の括りなんですがここまで来るとユニークなポップスの範疇だと思います。Eurekaより好き。

This Year's Model / Elvis Costello (Spotify)

 「No Action」「This Year's Girl」「(I Don't Want to Go to) Chelsea」がよさげ。
 1978年。洋楽。ポップ。

Who Stole The I Walkman? / Isotope 217° (bandcamp)

 「Harm-o-Lodge」「Sint_D」がよさげ。
 2000年。洋楽。多分ジャズ。
 ていうかここまで来るとエレクトロニカに近いよなぁと……。The Unstable Moleculeより好きかもです。「<<」で急にサンプリングで遊び始めるのはなかなかに謎ですが。あとタイトルとジャケがかっこいい。

アルバム初聴メモ 2019年3月編

※個人の主観的感想です。
※通しで二回聴いた時点でのメモ書き程度です。


03/01

「△」SANKAKU+2 / bloodthirsty butchers

 「襟がゆれてる。」がよさげ。
 1999年。邦楽。オルタナロック。


03/02

マニュアル・フォーカス / 全自動ムー大陸 (bandcamp)

 「跳躍の以前へ」「キャンディ」「好きビーム」「レンズたち」がよさげ。
 2018年。ボカロ。打ち込み入ったギターポップ

alight ep / sora tob sakana (Spotify)

 「Lightpool」「Lighthouse」がよさげ。
 2018年。アイドル。ポストロック。


03/04

偉大(はずかしく)なる2年 Anthology 1981-1983 / 耳鼻咽喉科

 (Disc 1)「ジャイアント・ロリータ」「キャベツ」「ワカメ・スライド株式会社」「MM坂横断」「コバルト少年カフェ・ロング」「花の運河で溺れたい」(Disc 2)「ジャイアント・ロリータ」「コバルト少年カフェ・ロング」「月世界紳士」がよさげ。
 邦楽。ベストアルバム。
 カーネーションというバンドがおりましてその前身バンドの音源集。カーネーションもほんと色褪せないアルバムばっかですがこのアルバムも80年代初頭、しかもほとんどアマチュアバンドとは思えない時代感の無さ。


03/12

Summer in Abaddon / Pinback (Spotify)

 「Non Photo-Blue」「Fortress」がよさげ。
 2004年。洋楽。エモ?
 American Footballとかそこら辺の界隈のバンドらしいですけどかなりよさげですね。こういうのもっと掘りたい。


03/20

March 2019 / Elastic Cubes (bandcamp)

 トラック1、2、5がよさげ。
 2019年。邦楽。エレクトロニック。
 音数少なめの中で動くコロコロとした音色が可愛い。なんかネットレーベル以前の古き良きインターネット音楽を思い出したりもしますね。

プティパ / 悠木碧

 「Night Parade.」がよさげ。
 2012年。邦楽。ポップ。


03/21

Still Life (Talking) / Pat Metheny Group

 「Minuano (Six Eight)」「Last Train Home」「Third Wind」がよさげ。
 1987年。洋楽。フュージョン
 Pat Metheny GroupはOfframpしか聴いたことなかったんですが、随分ポップになったなあという感じ。いやOfframpもポップはポップだったかもしれないけど。明るくなった? そこはかとなくオシャレで陽気でいいですね。あとやっぱ声が入ってるのと入ってないのとじゃ全然違うなと思う。

KING MASTER GEORGE / フィッシュマンズ

 「誰かを捜そう」「なんてったの」「100ミリちょっとの」「土曜日の夜」がよさげ。
 1992年。邦楽。ロック。
 遠い昔に一回聴いたけど持ってなかったので。


03/23

Live At The Jazz Cafe, London / D'Angelo

 「Sweet Sticky Thing」「Lady」「Brown Sugar」がよさげ。
 2014年。洋楽。R&B?


03/24

Harvest / Neil Young

 「Heart of Gold」「Alabama」「The Needle and the Damage Done」「Words (Between the Lines of Age)」がよさげ。
 1972年。洋楽。ロック。
 さすがに50年近く前のアルバムなのでどうかと思ってたんですが聴いてみたら滅法よかった。「Alabama」とかすごいかっこいいですね。


03/25

Peng! / Stereolab

 「Super Falling Star」「Orgiastic」「Peng! 33」「K-Stars」がよさげ。
 1992年/1997年再発盤。洋楽。ロック。

アルバム初聴メモ 2019年2月編

※個人の主観的感想です。
※通しで二回聴いた時点でのメモ書き程度です。


02/01

シングル・マン / RCサクセション

 「ファンからの贈り物」「ヒッピーに捧ぐ」「スローバラード」がよさげ。
 1976年/1994年再発盤。邦楽。ロック。
 ファンからの贈り物をあの娘に贈るとかやさしい人とか言って僕に責任を背負わせないでとか勘違いにまたがってそんなに気持ちいいのかとか歌詞がいちいちすごい。そして「スローバラード」はやっぱ名曲ですね。


02/11

Pits Are The Pits (25 GOLD=RARE=DEBRIS 1992-2000) / Citrus

 「Young Fidelity」「Crystal Thunder In the Wonder Safari / Crane」「Wispy, No Mercy」「Colo Colo Meets the Stripes」「Ripple In Still Water」「Tuesday Sunday, Lazy Jazz」がよさげ。
 ベストアルバム。邦楽。ローファイポップ。
 Citrusというバンドは一部で伝説となっているバンドで詳しくはググっていただきたいんですが、(「Citrus Plant For Little Kids」もEPにカウントするなら)1992年から2000年までの活動期間の間シングル(とEP)しか出さなかったという凄まじいバンドで、それが約10年経ってトラットリア期の楽曲を中心にやっと一枚のアルバムにまとめられたという経緯で出たアルバムです。「Wispy, No Mercy」は全曲収録、「Splash」もリミックス除く全曲収録。「JAZZ THE POOPS」「BOAT, DRIVE IN」は抜けあり。
 良いですね。良いんですが、曲順はやっぱ元が一番しっくり来るなという印象。一回リリース順に並び替えたらすごいしっくり来ました。つっても元は「Wispy, No Mercy」以外聴いたことなかったんですが……。
 一番好きなのは「Ripple In Still Water」ですね。いかにもローファイなバタついたドラムと優しくて切ないメロディが絡み合う素晴らしい曲。サビのメロディが良すぎる……そして二回目のメロで一瞬止まるのがもうほんと鳥肌立つ。「Young Fidelity」「Wispy, No Mercy」(曲)も名盤と名高い「Wispy, No Mercy」収録曲だけあって疾走感が涙を誘う素晴らしい曲。あと「Young Fidelity」と「Colo Colo Meets the Stripes」のリフほぼ一緒で笑う。

Heavy Rocks / BORIS

 「Heavy Friends」「Korosu」「Dyna-Soar」「ワレルライド」「Soft Edge」「Rattlesnake」「1970」がよさげ。
 2002年。邦楽。ストーナーロック?
 とにかく強靭なリフで有無を言わさず引っ張る楽曲が多い印象。「1970」のリフとか超かっこいいですね。


02/12

Q.T+1 / ポータブル・ロック

 「Kiss The Fish」「春して、恋して、見つめて、キスして」がよさげ。
 1985年/1990年再発盤。邦楽。テクノ入ったポップ?
 ポータブル・ロックは次作「ダンス・ボランティア」収録の「ペーパームーン」という曲が大好きなんですがこのアルバムにはそれに匹敵するほどの曲はない印象。あと流石に音が古い感ありますね。1990年再発盤だからか。「ダンス・ボランティア」は2006年再発盤を聴いたんですが今聴いたら音圧が段違いで笑った。


02/14

Kranke / Syrup16g

 「冷たい掌」「Thank you」「To be honor」がよさげ。
 2015年。邦楽。ロック。
 Hurtもそうだけどこれも言われてるほど悪かないよなあという印象。「冷たい掌」はストレートに良い曲。Bメロからサビの雰囲気が素晴らしい。展開が二転三転するのはシロップでは珍しいですね。「Thank you」はブリッジのメロディが好きです。このポップな80年代っぽさがいい。そして「To be honor」の「主導権は君じゃなきゃ不健全だろう」というフレーズ、こんなフレーズを歌えるのは五十嵐しか居ない。

Decoy / signum/ii

 「Fall in the Dark (signum/ii Remix)」「Energetic Jazz (PARTY ALL NIGHT)」がよさげ。
 2018年。東方アレンジ。クラブミュージック的な?


02/17

underground / SPARTA LOCALS (Spotify)

 「jumpin」「noRmaL」がよさげ。
 2019年。邦楽。ロック。
 HINTOももう3/4スパルタでしたがまさか復活するとは。で聴いてみたんですがコウセイさんの歌い方もギターエフェクトもHINTOの地続きで刺々しくなったHINTOという感じ。ちょっとだけ初期っぽいフレーバーも入ってる?
 「noRmaL」がストレートに良メロな曲で好きです。


02/18

エイリアン☆ポップ II / Snail's House

 「Cosmo Funk」「Candy Spaceship」がよさげ。
 2019年。邦楽。futurebass(多分)。
 「Cosmo Funk」がヤバいですね。ジャパニーズカワイイポップの極北。他の曲も全部良いです。「プラネット・ガール」はリズムのずらしがなんか今っぽい感じの曲。「STARRY POP」もキラキラした曲。「Candy Spaceship」はメロウな感じ入ってて良メロでお気に入り。
 なんかどうしてもこういう音楽に初期ボカロの影を求めてしまいますね。いつの時代でもこういうポップで可愛くてそこはかとなく切ない音楽があるということを思うと捨てたもんじゃないなと思ってしまう。


02/20

リンのてつがく!! / ジェバンニP

 「Rainbow Line」「ブラックサマー・ラストウィンク」「夏透明電気信号オモイデ」「アス・ドゥユッファー」がよさげ。
 2009年。ボカロ。エレクトロポップ。
 最近アンディー・メンテのゲームやっててそっから辿り着きました。まず曲名が良すぎ。トラックリスト眺めてるだけでもう良いのが分かる。歌詞も最高ですね。楽曲はそこはかとなくゲーム音楽っぽさあり。「夏透明電気信号オモイデ」はタイトルからして超絶良い曲であることが予想されるんですが、名曲です。こういう曲名に弱い。全自動ムー大陸さんの「夏ノイズ初音」とか。

アルバム初聴メモ 2019年1月編

※個人の主観的感想です。
※通しで二回聴いた時点でのメモ書き程度です。


01/01

dice / ペトロール

 「アンバー」「雨」がよさげ。
 邦楽。ファンク入ったロック。


01/02

Reinessense / ペトロール

 「アンバー」「雨」「Not in service」がよさげ。
 邦楽。ファンク入ったロック。
 「アンバー」と「雨」が再録されていますが(初期音源集で飛び抜けてキャッチーだったので納得)、「雨」はdice版の方が良いかなあという感じ。dice版の方が荒削りな感じがしてエモい。あとサビの「テッ↑テー↓」ていうギターが再録版だと無くなってるので。「アンバー」は大差ないですが長いイントロが無くなってるので逆にこっちの方が聴きやすくていいかなあと。


01/03

Queen / Queen (Spotify)

 「Doing All Right」がよさげ。
 そうだよボヘミアン・ラプソディ見たんだよ!! 良い映画でした。生きねばと思った。


01/11

Bewitched! / Hazel Nuts Chocolate

 「キスしてこどもができたなら」「虹の彼方へ」「人生讃歌」「ヘーゼル・ナッツ・チョコレートのテーマ」がよさげ。
 邦楽。可愛いポップ。ていうかこれamazonで見たら15000円もしてるんですね……。ジャニスは本当に偉大だった。
 全体通して可愛さ溢れるポップ、なんですが歌声と歌詞がクソあざといのでこれは好き嫌い分かれるよなあと思う。聴けないほどじゃないけど個人的にも苦手な歌詞。でもこういうあざとい系の潮流が時流れてHer Ghost Friendとかに繋がっていくのだろうかとか考えてみると面白い。
 「人生讃歌」がミッキマウスミッキマウスミッキミッキマウスなのは有名な話ですが(僕の中では)、「風邪ひいてばたんきゅー」も滅茶苦茶既聴感あるメロディなんだけどよくは思い出せない。ディズニーの映画とかにこういう曲なかったっけ……?
 なんか微妙な感想になりましたがヤスタカ関係なので楽曲はほんと安定して可愛さの具現という感じ。でもなんだかんだ最後に置かれてる「ヘーゼル・ナッツ・チョコレートのテーマ」が謎の勢いがあって一番好きです。


01/12

GUILTY FOREST / COALTAR OF THE DEEPERS

 「GUILTY FOREST」「FAULT」がよさげ。
 邦楽。重たいオルタナロック。これは元々アナログ7インチで出ていた2曲入りEPなんですが、7インチで出ていたからというのもあるのかメッチャクチャ音が悪い。1曲目はスカスカだし2曲目は音がブッ潰れてるしでなんでどっちもベクトルの違う音の悪さなんだろうと思うんですがそれはそれとして。
 しかし音が悪いのはまだいいんですが、それに加えて楽曲自体がどちらも何故か非常にぐったりとしているローテンポかつ枯れたメロディの曲でメチャクチャ地味。なんでこんな地味な2曲で7インチ切ったんだろうと思うくらい地味な曲。1994年発売ということでディーパーズとしては同時期に「THE VISITORS FROM DEEPSPACE」というアルバムを出してるんですが、それに収められた「amethyst」「blink」のような激キャッチーさも凶暴さも、「snow」のような美しいメロディや綺麗なサウンドスケープも無く、ただひったすら気だるいテンポに寂しげなメロディが垂れ流され、次第に轟音で塗りつぶされていく2曲。
 なんか貶してる感じになってしまいましたが、悪いとは一言も言っていない。むしろ良い。枯れた雰囲気に派手さは無いけれど良いと思えるメロディ、そして終盤の轟音が胸を打つ。恐らくこの2曲の感じがこれから4年後に発表される名曲「The Lifeblood」に繋がっていくんだろうなと思わせられます(僕は「The Lifeblood」が「SUBMERGE」収録曲で2番目に好き)。
 ただ惜しむらくは音が悪いこと。特に「FAULT」、せめて初期EP群と同じ音質だったらかなりの名曲に感じてたんじゃないかな……。


01/13

星も知らない / 渚にて

 「光る風」「存在」がよさげ。
 邦楽。まったりしたロック。


01/14

Hawaii / The High Llamas

 「Sparkle Up」「Nomads」「Theatreland」「The Honkey Curator」がよさげ。
 洋楽。80分に渡って繰り広げられるめくるめく一大ポップ絵巻。とにかく曲数多すぎ&おとぎの国っぽい絢爛で夢見心地な雰囲気が80分間延々と同じように続くので聴いてるうちに何が何だか分からなくなってくる。管弦楽器をふんだんに使ったサウンドやコンセプトの作り込みは凄まじすぎて狂気すら感じるレベル。別に音的にアバンギャルドなところは殆ど無いのに英語版wikipediaで「Avant-pop group」って分類されてるのも頷ける。ていうかCorneliusFANTASMA」って予想以上にこのアルバムから影響受けてたんだな……。ていうかいい加減「Pet Sounds」もちゃんと聴き直さないといけない……。


01/18

POLY LIFE MULTI SOUL / cero (Spotify)

 「魚の骨 鳥の羽根」「夜になると鮭は」「Double Exposure」「レテの子」「Poly Life Multi Soul」がよさげ。
 タイトルの時点で「POLY」って入ってますけど、掴みどころのないポリリズムと地味なメロディが連なるアルバム。前作に山ほどあったキャッチーなメロディ皆無。面白いアルバムではあるんですけど、前作のメロディとリズムの異様な気持ち良さと歌詞のサブカルみのあるところに惹かれていた身としてはこういう感じになってしまったかーという気持ち。まあMy Lost City→Obscure Rideもかなりの変化だけど。
 というか「Buzzle Bee Ride」のベースライン、DCPRG「PLAY MATE AT HANOI」じゃないすか? これググっても誰も言及してなかった。「魚の骨 鳥の羽根」のYoutubeにもDCPRGへの接近を指摘してたコメントがあったけど、ポリリズムのせいかこのアルバム全体的にDCPRGみがある。

テルーと猫とベートーヴェン / 谷山浩子

 「空の終点」「素晴らしい紅マグロの世界」「夢のスープ」がよさげ。
 夢のスープに釣られて聴きました。前半がゲド戦記の挿入歌のセルフカバーでラストを除く後半がアタゴオルの舞台の挿入歌っていう構成なんですが、「空の終点」まで雄大でしっとりとした感じの曲が続いていたのに「素晴らしき紅マグロの世界」が始まった瞬間い つ も のになった感じがすごくてやめやめろ!となりました。しかしまあ「夢のスープ」は不気味ながらも可愛い曲でいいですね。これ聴くとどうしてもこいしちゃんを思い出してしまうが。


01/19

MISPRINT / FILMS

 「30th CENTURY BOY」「DREAM OF COMPUTER」「TAKE ME ON THE LINEAR JET」「REMOTE CONTROLLED ROMANCE」がよさげ。
 80年代初頭のニューウェーブ。後のヤプーズポータブル・ロック中原信雄さんが在籍してたりしてて、その流れで聴いたんですがなかなか良かったです。この頃のバンドっていわゆる美メロみたいなものにはほとんど期待できなかったりする(ということが最近薄々わかってきた)んですが、上に挙げた曲群のメロディはかなり真っ当に良いです。80年発表なんですが80年代後半~90年代前半的なメロディな気もする。

MUSICAL FROM CHAOS 2 / DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN

 「構造I (現代呪術の構造)」「構造V (歓楽街と港湾の構造)」がよさげ。
 邦楽。ライブ盤。ダンスミュージック?


01/20

RHAPSODY / RCサクセション

 「ラプソディー」「ボスしけてるぜ」「雨あがりの夜空に」がよさげ。
 邦楽。ライブ盤。ロック。

Caricature / FROG

 「Here Comes the Sun」「GREEDY」がよさげ。
 邦楽。ポップ。「Here Comes the Sun」が良いですね。他は割とああ沖井さんの書きそうだなあというメロディが多い印象。


01/21

POP LIFE / 豊田道倫

 「言葉はあきた」「かくれんぼ」「プレイボーイ・ブルー」「まぼろしくん」がよさげ。
 邦楽。基本弾き語り。


01/22

LUKEWARM WIND / bloodthirsty butchers

 「なんだかかなしい」「プールサイド」がよさげ。
 邦楽。ハードコア? 前作「i'm standing here」よりもむしろポップさが減退している印象。この二年後にkocoronoが出るわけですけど結構な変貌っぷり。


01/23

Ground Disco / PaperBagLunchBox

 「Ground Disco」「watching you」「キスレイン」「明け星」「オレンジ 2011 ver.」「マイムを踊れ」がよさげ。
 邦楽。浮遊感のあるロック。作風的には前作「ベッドフォンタウン」とあまり変わらないような気もするけどこっちの方が耳に残る曲が多い気がする。


01/24

六本木島 / パール兄弟

 「六本木島」がよさげ。
 邦楽。ロック。
 90年発表なんですが、なんか全体的に時代を感じるなあというアルバム。90年ってまだバブルでしたっけ。「少女マヌカン」とか「JA・JA WOMAN」とか「OKAMAのような彼女」とかこの2018年に見るとマジかよって曲名からしてヤバいですが、歌詞全体にバブル的な、軽薄でなんかドロっとしてる感じみたいな、そういう感じが漂ってる。いやバブルの頃まだ生まれてないんでよくわからないっすけど……。曲もなんともな感じですね。5分以上の曲が多くてやたら大仰。メロディも「世界はゴー・ネクスト」とか「TOYVOX」(曲)とかで見せていた捻りつつもキャッチーなメロディラインはどこへ……。「六本木島」のみ捻った感じが残っていますが。って思ってクレジット見たらこのアルバム窪田晴男さん作曲の曲が3曲しかないんですね。だからか……。
 ていうかパール兄弟の他のアルバムも80年代な感じだしダサいところはあるけど別にこのアルバムほど古さが気になることはないのに、このアルバムだけ曲と歌詞の古さが相互に悪い影響を与えあっててかなり古さが耳につく。「PANPAKAクルージング」とかこんなにダサい曲聴いたことないレベルでかなりキツいですね。聴き通すのがつらい曲ってほとんど無いですよ。しかもこれがシングルかよ! まあ「○。○○○娘」もかなり聴いてて辛かったけど(このアルバム収録ではない)。あとボートラの「プルプル通り」の曲前語りもキッツい。
 一曲目の「六本木島」は良い曲だと思います。転調しまくりの引っかかりのあるメロディと気持ちいいファンクなリズムに六本木を離れ小島に見立てて都会を漂流する様を描いた歌詞がよい。窪田晴男さんすき。「少女マヌカン」もタイトルはアレですが戸川純が参加してまして、その戸川純の歌唱がまさに戸川純って感じで素晴らしい。ロリくて可愛い声色とサディスティックな声色のギャップがとても魅力的。


01/25

DCPRG3/GRPCD2 [Disc 2] / DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN

 「CIRCLE/LINE~HARD CORE PEACE」「MIRROR BALLS」がよさげ。
 邦楽。ライブ盤。ダンスミュージック?
 MUSICAL FROM CHAOSで「CIRCLE/LINE~HARD CORE PEACE」聴いた時はそんなに良いと思わなかったんですがこっちに入ってるのは良いですね。MUSICAL FROM CHAOS版が15分あったのが13分になっていてコンパクトだし。いやどっちにしろ10分以上ありますが……。そして「MIRROR BALLS」は名曲。ですがこれは「ALTAR WAR IN TOKYO」収録版の方がいいかも?

Dub Orbits / 菊地成孔ダブ・セクステット

 「(I've Lost My) Taylor Burton」「Monkey Mush Down」がよさげ。
 邦楽。多分ジャズ。ジャズ全然分からないし、プロフィール見てもメンバーにターンテーブルが居るということしか分からないので何も言えねえ。『マイルス・サウンドポリリズムを際立たせ、クールにダブをコラージュ、『管理された偶然』の中に、ジャズ再生する』って何?
 演奏がたまにグリッチっぽくなるのが格好良いですが、もっとグチャグチャになってるのかと思いきや基本的にストレートなジャズ=ジャズよく知らない人のイメージするジャズな感じなのでまあ、ジャズだなぁと……。「Monkey Mush Down」はロックっぽくて聴きやすいですね。と思ったけどなんか思い出すと思ったらこれ、YMO「体操」では……?


01/27

改造への躍動 ~特別拡大版~ / ゲルニカ

 「カフェ・ド・サヰコ」「夢の山嶽地帯」「落日」がよさげ。
 邦楽。テクノポップ
 82年でこれってすごいですね。時代を超越するサブカル感。ていうか「カフェ・ド・サヰコ」のあんまり聴いたことないような音像がすごい。ニコ動にボカロカバーが上がってましたけど、35年前の曲なのにすげえボカロっぽくて時代超えてるなあと。

結晶 SOUL LIBERATION / ORIGINAL LOVE

 「月の裏で会いましょう」「スクランブル」「フェアウェル フェアウェル」「ヴィーナス」がよさげ。
 邦楽。ジャズとソウル入ったポップス。

アルバム初聴メモ 2018年12月編

※個人の主観的感想です。
※通しで二回聴いた時点でのメモ書き程度です。


12/02

アーユーラ? / ゆらゆら帝国

 「グレープフルーツちょうだい (I WANT A GUITAR LIKE A CAR)」がよさげ。
 邦楽。サイケ。
 ゆら帝のインディーズ期最後のアルバム。ほぼ3x3x3と同じ作風だけどアングラみが強い。

DOG e.p. / COALTAR OF THE DEEPERS

 「C/O/T/D」がよさげ。
 邦楽。ep。ギターロック。
 「C/O/T/D」初めて聴きましたけどドチャクソキャッチーなギターロックでした。

COME OVER TO THE DEEPEND / COALTAR OF THE DEEPERS

 「HARD REALITY」「TASTE」「C/O/T/D」「THRASH LIVES IN SAVAGERY」がよさげ。
 邦楽。シューゲ入ったギターロック。
 前作の「SUBMERGE」に比べるとポップ全振り。良メロのギターポップとギターロック目白押し。イチマキさん加入でディーパーズにも売れようとポップに振って頑張っていた時期があったのだと思うと泣ける。
 全体的に甘ったるいメロディが多めで正直若干胸焼けするところもありますね。まあ最初の「MARS ATTACKS!」と「SYNTHETIC SLIDE」がそのポップさを全て打ち消してしまうんですが。特に「SYNTHETIC SLIDE」はディーパーズで最も重っ苦しい曲では。


12/03

Vendôme, la sick Kaiseki / SPANK HAPPY

 「chic / シック」「Vendôme, la sick Kaiseki / ヴァンドーム・ラ・シック・カイセキ」「PHYSICAL」がよさげ。
 邦楽。ディスコミュージック。
 僕の思う菊地成孔ってつまりこういう感じなんですよね。露悪的で冷笑的でキッチュでスノビッシュ。そしてブランディングが異様に上手い。このアルバムのタイトルの付け方とかすげえなとか言いようがない。
 そのあまりに徹底されたブランディングが幾多もの勘違い男女どもを産み出してきたと思うんですけど、まあでもこういうことをやってサマになるのは菊地成孔イコールSPANK HAPPY以外には居ない。
 そういう意味でこのアルバムは完璧だし、菊地成孔そのものとしか言いようがない。そして「普通の恋」と双璧を成すSPANK HAPPYの行き着く場所。
 「Vendôme, la sick Kaiseki / ヴァンドーム・ラ・シック・カイセキ」は壮絶。「あなたの国は、小さい子のヌード写真がおおすぎるって、どのパーティーでもいわれた。」
 「PHYSICAL」のきらびやかさに救われるところはあるものの、全体的に陰鬱で悪意に溢れた音楽。個人的な話ですがちょっと聴いてるうちに不安で息苦しくなりました(リアルに)。


12/20

SUPER ZOO! / カーネーション

 「スペードのエース」「十字路」「魚藍坂横断」がよさげ。
 邦楽。ロック。
 3人カーネーションの2枚目ですが、結構いっぱいいっぱいで手探り感があった気がする前作「LIVING/LOVING」に比べて余裕が出てきた印象。やっぱLIVING/LOVING〜WILD FANTASYのカーネーションって良メロとシンプルかつ成熟したバンドアンサンブルが合わさっていて聴いてて気持ちいいですね。そこはかとなくゼロ年代ロキノンの朴訥とした感じがあって心地良いし。


12/21

Stray Dogs / 七尾旅人

 「迷子犬を探して」「DAVID BOWIE ON THE MOON」「崖の家」「きみはうつくしい」がよさげ。
 邦楽。弾き語り+打ち込み。
 「遺書のようなもの」と本人は語っていましたが、そうとは思えないくらいに穏やかでほのぼのとした楽曲群、しかしどことなくシリアスな雰囲気(遺書ってそういうものかもしれない)。それは「911FANTASIA」とか「兵士A」、「圏外の歌」とかもそうですね、それらのようなメッセージ性の塊でぶん殴ってくるような具体性のあるシリアスさではなく、もっと抽象的、かつ普遍的な、生き死ににまつわるシリアスさのような気がする。「Leaving Heaven」や「DAVID BOWIE ON THE MOON」に象徴的だけど、死を目の前に見据えて生きていくという意思を感じる。
 音楽性的にはシンプルな弾き語りか、billion voicesから連綿と続くちょっとチープな打ち込み曲のどちらかですが、今作の「DAVID BOWIE ON THE MOON」や「きみはうつくしい」なんかはチープな音がいい感じでハマっている気がして好きですね。「Across Africa」はちょっと?ですが。チープな音以前になんか音が纏まってない気がする。
 あと「いつか」ってちょっとジャズっぽいですが、旅人さんがこういう音楽やるって1st以来では? 超いいのでもっとやってほしいですね。ていうかやっぱり旅人さんはリズムが定まってない音楽の方が合ってる気がする。
 「崖の家」の風音、「いつか」の『どこまで どこまでも』みたいな過去作を思い起こさせる要素が入ってるのもよき。
 ぶっちゃけ「リトルメロディ」が全然好きじゃなくて(何が一番嫌いかって全く必要性の感じられないインタールードのせいでアルバム全体のテンポがおかしくなってるのが嫌い)(サーカスナイトも弾き語りが一番良かったのにRollin' Rollin'の二番煎じになっていて嫌い)、「兵士A」は買ったけど開けてないという有様なので今作もあんまり期待してなかったんですが、聴いてみたら良かったという。リトルメロディ路線の到達点かもしれませんね。ストレートにポップで優しいメロディとあまり主張しすぎない歌詞と飾り気の無い音がちょうどいい塩梅でマッチしていて好きです。


12/29

ひらく夢などあるじゃなし / 三上寛

 「痴漢になった少年」「一人の女のフィナーレ」「昭和の大飢饉予告編」がよさげ。
 邦楽。フォーク。
 全体的に歌詞が鋭くて重苦しいんですが、「痴漢になった少年」の歌詞はちょっと笑ってしまった。


12/30

FOREVER FOREVER / NONA REEVES

 「Always On Your Side」「夢の恋人」「ガガーリン」「土曜の夜は Happy Sounds」「高層ビル」「Dr. Too Much」がよさげ。
 邦楽。ポップ。