All you need is black earphone (?)

あたまのわるい音楽ブログ

アルバム初聴メモ 2019年6月編

※個人の主観的感想です。
※通しで二回聴いた時点でのメモ書き程度です。


06/03

N.U.E. / wujiu〜うーじう〜

 東方アレンジ。2018年。
「N.U.E.」がよさげ。
「N.U.E.」音の隙間が心地良い、オシャレで軽快なギターポップ。カッティングギターがシティポップ感あって好きです。ラスサビの音を抜く感じも気持ちいい。


06/09

From Now On / 吉田ヨウヘイgroup

 邦楽。2013年。
「ボーダーレス」「霧のように」「暗い部屋」「悪い噂」がよさげ。
「ボーダーレス」メロディが好き
「霧のように」つんのめる感じが好き
「暗い部屋」静かな展開から急にブレイクしまくる感じが好き
「悪い噂」軽快なインディロック。サビメロが好き。リフとコーラスのメロディも好き
 吉田ヨウヘイgroupは3rdの「paradise lost, it begins」しか聴いたことなかったんですが、初期はもっとストレートなロック寄りだったんですね。


06/16

The Whole Love / Wilco

 洋楽。2011年。
「Art Of Almost」「I Might」がよさげ。
「Art Of Almost」最後の暴走に向けて少しずつ昂ぶってく感じが好き
「I Might」頭打ちのリズムが気持ちいいポップ。シングル曲だったっぽいですね。さもありなん。

ソングアゲイン / 都市レコード

 邦楽。2008年。
「春の声」「希望の灯」がよさげ。
「春の声」メロディが好き
「希望の灯」変なリズムとメロディが好き


06/17

アンナ*ソンナ*バカナ / 真空メロウ

 邦楽。2015年。
「まるい星」「NOBODY CAN PLAY MY GUITAR」「天国注射の夜」「毛布とマシンガン」「Too late」がよさげ。
 正しく「SEA UNDERSTANDの次」といった作風。10年経ってるのに完全に地続きで全く違和感がないのがすごい。全曲良いんですが、サビのシューゲイザーな浮遊感に後期メロウっぽさを強く感じる「毛布とマシンガン」と、こちらもSEA UNDERSTANDの枯れた雰囲気を引き継いでいる「Too late」が特に好きです。

IMPERIAL BLUE / モーモールルギャバン

 邦楽。2018年。
「IMPERIAL BLUE」「7秒」「AI ha MABOROSHI」「海へ」「やんなっちゃったBODY」がよさげ。
 今まで買ってなくてごめんなさいでした。僕はそれこそ「BeVeci Calopueno」「僕は暗闇で迸る命、若さを叫ぶ」を名盤と崇め奉る人間で、当時あったまさに「J-POP」的なポップさ、オシャレなバックの上でどうしようもないダメ人間の哀しさを歌ったり叫んだりするモールルに惹かれていたんですが、「PIRATES of Dr.PANTY」以降のモールルって直情的なロック寄りになったせいか、ベースがあまり動かなくなってしまってたりキーボードもどことなく単調になってしまっていて、ちょっと心が離れていたんですよね。ていうかそもそも「PIRATES of Dr.PANTY」「ヤンキーとKISS」の二作はデモからあまりアレンジが加えられてないっぽい……。
 でもこの作品は明らかに「PIRATES of Dr.PANTY」「ヤンキーとKISS」とはステージが違う。全ての曲で活休前のハチャメチャさ、洒脱さ、切実さが更にキャッチーな形で戻ってきてる。「IMPERIAL BLUE」「やんなっちゃったBODY」の自棄になりながら踊る感じはまさにモールルの真骨頂だし、生活感とこじんまりとした切なさがこれまた初期モールルを思い起こさせる「海へ」のサビのメロディは珠玉で、多分これがモールルのバラードで一番好きです。


06/18

消えて / モーモールルギャバン

 邦楽。2019年。
「消えて」「RAINBOW WINE」がよさげ。
「消えて」は「僕は暗闇で迸る命、若さを叫ぶ」の系譜を受け継ぐしっとりとした曲。まあこういう曲を今までシングルで切るってことはしてこなかったですけど、それにしてもTwitter上での「モールルって今こんなんなってるんだ」って反応は酷い。モールル知ってるって人間の大多数は「サイケな恋人」「ユキちゃんの遺伝子」「Hello!! Mr.Coke-High」で止まってるんじゃなかろうかマジで。それみんな10年近く前の曲ですよ……。
「RAINBOW WINE」はほぼインスト。ぶっちゃけ終盤までは「細胞9」2って感じであまり新鮮味は無く……。こういうのやっぱ好きですが。ただ終盤でもう一つ展開入れて捻りを入れるのは「細胞9」には無い魅力。

Tokyo Rendez-Vous / King Gnu

 邦楽。2017年。
「McDonald Romance」「破裂」「ロウラヴ」「MIDNIGHT POOL」がよさげ。
「McDonald Romance」ひたすらダウナーな感じが好き
「破裂」なんかよくわからん不安になる歪んだハープシコードみたいな音から始まって唐突に壮大なバラードになる曲。こういう曲作れるバンドが売れるのはいいことですね。
「ロウラブ」ごめん結局こういうのが一番好き。アルバム中最も真っ当なロック。若干オリエンタルなリフがメチャクチャ耳に残る。
「MIDNIGHT POOL」メチャクチャダウナーな感じの横ノリな曲。こういうのってジャンルなんて言うんでしょうか?
 最近話題のバンドを聴いてみるシリーズ。で聴いてみたんですけどなかなかよさげでした。聴いてるとやっぱ最近はこういう横ノリダウナーな感じが流行りなのかなとか思う。米津さんの「KARMA CITY」とかアルバム中じゃ超浮いてたけど今やメインの方向性はそっちだもんな……。


06/19

モジャは二十歳になってから / モジャン棒

 東方アレンジ。2019年。
「ゲレゲレレ泥酔行脚」「白の瞳景」がよさげ。
「ゲレゲレレ泥酔行脚」リードトラック的な曲だと思う。いつものモジャン棒。
「白の瞳景」いつものモジャン棒。古きユアンシェンは良い曲ですね。デザドラといい、にゃんにゃんは切ないメロに恵まれ過ぎてる気がする。


06/24

恋と魔法とモジャ転生 / モジャン棒

 東方アレンジ。2019年。
「フールプールルーム」「終日クロックワークス」「八曜の魔女」「終世ニサク」「わたしのせかい」がよさげ。
「フールプールルーム」リフが超かっこいい。Bメロのちょっと外していく感じのコード進行もとても好きです。
「終日クロックワークス」1stをまだ聴いていないので初聴きだったんですが、咲夜さん曲である補正を差し引いてもめちゃくちゃ良い曲。まずイントロのアルペジオが綺麗すぎて最高ですが、中盤リズムがガラッと変わってダンスロック的になるところが最高。サビメロの伸びやかなメロディもエモ過ぎて最高。
「八曜の魔女」当然のことながらメロディがメチャクチャいい。しかしこの曲の真の聴きどころは途中に挟まれた大サビ、そしてそこからありえないタイミングでの半音上げを挟んでサビに回帰する展開。ラストのユニゾンのコーラスが切ない。
「終世ニサク」サビメロがよすぎる。ぶっちゃけセプテット成分は霧散してしまってますが(霧だけに)そんなことはどうでもいい。
「わたしのせかい」フランちゃんウフフ
 よすぎた。
 モジャン棒はどうしてこんなに打率が高いのか、どうしてこんなに格好良くて切なくてエモーショナルなギターロックを大量に生み出せるのか、本当に疑問に思う。それこそ「モジャのみぞ知るセカイ」を聴いてから6年も経つわけだけど、こんなに(自分にとって)打率が良いミュージシャンを他に知らない。無理せず毎秒新譜を出してほしい。


06/25

Kawaii is Justice!!!2 / 電解アンサー

 東方アレンジ。2019年。
「Difoliation / Mysteka」「Nyan Nyan Princess / Hi-Fu」「Red Glass / Capchii」「Archive / Yokochy」がよさげ。
「Difoliation / Mysteka」神々が恋した幻想郷のFuturebassなアレンジ。これは原曲からして素晴らしいメロディなので当然のことながら良い曲です。原曲の主題だけじゃなくて細かいソロパートとかも取り入れてるのが好き(テンテレレレテレテレのところとか)
「Nyan Nyan Princess / Hi-Fu」不安になるコード進行。すごい不安になるコード進行なのにカワイイ声ネタとか入ってきたりするのがマジにゃんにゃんっぽくて良いですね。
「Red Glass / Capchii」ジャズなポップ。オシャレで好き。
「Archive / Yokochy」か細い音で鳴らされるメロディが聴いてると切ない気持ちになる。そこからアゲアゲ(死語)なEDM(?)になる(?)のが良いです(?)
 kawaiiアレンジを集めたコンピ。


06/26

病める無限のブッダの世界 ~Best Of The Best (金字塔)~ / BUDDHA BRAND

 邦楽。2000年。
「DON'T TEST DA MASTER featuring NIPPS, LUNCH TIME SPEAX」「人間発電所 (CLASSIC MIX)」「ブッダの休日」「DL'S MIDNIGHT THEME PT 2」「FUNKY METHODIST」「NOSTALGY 241169」がよさげ。
「DON'T TEST DA MASTER featuring NIPPS, LUNCH TIME SPEAX」かっこいい
「人間発電所 (CLASSIC MIX)」超かっこいい ぶっちゃけ内容はよくわからないんですが、それ故に「普通がなんだか気づけよ人間」のドストレートさが刺さる。
ブッダの休日」終盤に一瞬だけ挟まるクリーンギターが印象的なサンプルの箇所がとても好きです。
「DL'S MIDNIGHT THEME PT 2」チルアウトする感じが好き。チルアウトって言いたいだけでは?
「FUNKY METHODIST」初めて聴いたんですが、トラックはオシャレめでその上に鋭いラップが乗るのがカッコイイですね。
「NOSTALGY 241169」アルバムを静かに締めていく感じが好き。その前の曲がなんかものすごいので落差がすごい。
 なんで今まで持ってなかったんですかって感じですが。


06/27

有形霧消の『 』 / マッコ屋

 東方アレンジ。2018年。
「Knowledgeable explosions」「『 』(No Name#2)」「You and I have lost connection, but we can't recognize it. Still we are happy, I love you.」がよさげ。
「Knowledgeable explosions」重たくメタリック、だけど妙に音が薄いアレンジ。ブッ潰れたギターの音が好き。変拍子が入ったあとの終盤がエモーショナルでいいですね。
「『 』(No Name#2)」ドラムンベース。暴れまくるリズムトラックと静謐さすら感じさせる上モノのミスマッチ感が好き。
「You and I have lost connection, but we can't recognize it. Still we are happy, I love you.」ポストロック。ほどよくチープな音が切なさを加速。ベースがメチャクチャ良い。終盤のコード進行が好き。


06/28

SINKING SLOWLY / COALTAR OF THE DEEPERS

 邦楽。1992年。
「WHEN YOU WERE MINE」「DEEPERS ARE SCHEMING」「MY SPEEDY SALAH」「SINKING SLOWLY」がよさげ。
 ディーパーズの3rd EP。「WHEN YOU WERE MINE」以外は「THE BREASTROKE」に収録されていますが、ほぼベスト入りしたのも頷けるほど全ての曲が名曲。「WHEN YOU WERE MINE」もこの頃から既にいつものディーパーズって感じでとても良いカバーなんですが、NARASAKIさんのボーカルはこなれてない感がすごいっていうかぶっちゃけド下手でそこが味になっている音源。
「WHEN YOU WERE MINE」以外は散々語り尽くした気がするんですが、「DEEPERS ARE SCHEMING」は初期ディーパーズの狂気とハードさとポップさの象徴と言える大名曲だし、「MY SPEEDY SALAH」は27年経とうとも色褪せないロックの大名曲だし、「SINKING SLOWLY」は当時の時勢をよくわかってないんでアレな物言いかもしれないですけどここまでマイブラの影響を、しかし野暮ったくもバタ臭くもなく表現できたバンドは居たのだろうかって感じの大名曲なので名曲しか入ってないですね。
「MY SPEEDY SALAH」は本当にオルタナギターロックのかっこよさが辿り着ける最終型だと思うんですよね(そもそもディーパーズはオルタナなのか?という話は置いておきたい)。個人的な話になってしまうんですけど例えば僕はナンバガとかも好きでハチャメチャに格好良いと思うんですが、ナンバガ含めた'97世代以降のオルタナ流れのロックはどうしてもセンチメンタルさ、情緒感みたいなのが入ってしまう気がするんですね。
 その点ディーパーズとかは情緒感も無いわけではない、むしろ割とウィットな音楽ではあるんですけど必要以上にそれを感じさせず、ただひたすらに不純物のないスタイリッシュな格好良さを感じる。結局「OMOIDE IN MY HEAD」とかもかっこよさよりかはエモさ=情緒感、センチメンタルさが勝ってしまうんですよね。ナンバガとオモイデインマイへッはそこが良いところだし大好きなんですが。ディーパーズにそれを感じるのは何故かというとやはり渋谷系を通過していて、イコール洋楽を咀嚼するのが上手く、かつもう少し後の世代がやり始めるような、くるりナンバガのように洋楽を和的に解釈することはしない、というのが一因なのかなぁと。まあそれをやっていたのは90年代前半にアホほど居て、それでもディーパーズとNARASAKIさんが残り続けているのはメロディセンスによるものだと思いますが。

Live 80/81 / This Heat

 洋楽。2006年。
「Horizontal Hold」「Makeshift Swahili」「Health and Efficiency」がよさげ。
 This Heatのライブ盤。公式のものなんですがメチャクチャに音が悪い。しかしかっこよさは折り紙付き。「Makeshift Swahili」のプリミティブで獣みたいな歌っていうか叫びは物凄いし、「Horizontal Hold」や「Health and Efficiency」はライブ版で聴いてもやっぱり否応なく感情を高揚させられる。


06/29

ヤプーズの不審な行動 / ヤプーズ

 邦楽。1995年。
「12階の一番奥」「ヴィールス」「Men's JUNAN」「レーダーマン」「テーマ」がよさげ。
 ヤプーズのライブ盤。「12階の一番奥」がオシャレなフレンチポップっぽくなってたりするのが面白い(思えば1995年あたりって渋谷系全盛期ですね)。しかしこのアルバムで一番凄いのは「Men's JUNAN」~「レーダーマン」の流れですね。「Men's JUNAN」の喉の奥から絞り出すような限界寸前の歌唱がちょうどこのアルバムから十年ほど前の、「裏玉姫」の「パンク蛹化の女」を思い出させる名演。元々「Men's JUNAN」が戸川さん関係でトップクラスに好きな曲ではあったんですが、このアルバムで聴いて本当に悲しい歌だと再認識しました。戸川さんはこういう自分ではどうにもできない慕情の暴走を客観的に描くのが本当に上手いんですが、その真骨頂みたいな曲だと思います。それから間髪入れず始まる「レーダーマン」はストレートにカッコイイ。「ヴィールス」も音源からしてカッコイイのでライブもその通りであろうことは想像がつくんですが、その通りカッコイイです。


06/30

CD-Y / ヤプーズ

 邦楽。1999年/2003年再発。
「シアー・ラバーズ」「羽虫」「ヒト科」「(something extra)」がよさげ。
 もうなんか全曲濃度が濃すぎて4曲でかなりお腹いっぱいな感じなんですが、「ヒト科」の「ヒトは知能だけで動物の頂点に立ったんじゃないんだ ヒトは凄いんだよ」ってフレーズ何食ってりゃ思いつくんだっていうかこのフレーズを一体どんな感情をもって書いたのか非常に気になる。「羽虫」「(something extra)」は朗読で、「羽虫」は近代文学な文体の不条理っぽい話。「(something extra)」は戸川純さんが書いたの「愚行」という短編の途中までの朗読なんですがこれがすごい。戸川さんが一人三役してるラジオドラマっぽいやつなんですけど演技力は流石のもので(滑舌はぶっちゃけアレですが)ラストとかすげえ怖い。狂気的。しかしなんで「(something extra)」なのか、ブックレットに書いてあった気がするけど忘れてしまった。
 しかしまあ、なんというか4曲が重たすぎるし、音にも一切バンド感が無くて閉塞感が漂っているアルバムで、結局この次が出なかったのもさもありなんだなぁと。

NEAT, OR CYMBAL! / Cymbals

 邦楽。1998年。
「Cucumber!」「Happy Knight, Shiny Child」「My Patrick」「Cycling Song」「I'm a Believer」がよさげ。
「Cucumber!」メロディが超好き
「Happy Knight, Shiny Child」メロディが超好き
「My Patrick」メロディが超好き
「Cycling Song」あれ、これ「Muzak Cycle」の初期版ですよね? 好きな曲なのでテンション上がってしまった
「I'm a Believer」メロディが超好き。しかしこれはライブ盤「Requests!」収録版が激エモなので流石にそちらに軍配が上がる……。
 Cymbalsの最初の音源。「anthology」にインディーズ期の曲が一曲も入ってないので見逃してましたがなんという名曲揃い。最初の音源からなんでこんなに完成されてるんだ……。