All you need is black earphone (?)

あたまのわるい音楽ブログ

アルバム初聴メモ 2019年9月編

※個人の主観的感想です。
※通しで二回聴いた時点でのメモ書き程度です。


09/01

Klan Aileen / Klan Aileen (bandcamp)

 邦楽。2016年。
「離れて」「Nightseeing」「Happy Memories」がよさげ。
「離れて」生気の一切感じられない枯れた感じが好き。
「Nightseeing」不健康に疾走するロック。ドライブ感あっていいですね。中盤のメロ部分はちょっとクラウトロックっぽい。
「Happy Memories」Nightseeingをもっとポップにしたような曲。ポップと言ってもたかが知れてますが。吐き捨てるようなボーカルが凄まじく格好良い。
 heavy psychedericとのこと(bandcampのタグより)。テンポの速い曲は「Nightseeing」「Happy Memories」くらいで、あとはひたすらだらーっとした、ドローン感の強い虚ろで陰鬱な音楽が続くアルバム。全体的に靄がかった感じの音響も空虚さを加速。
 あとボーカルの人の声質がすごくこの音楽に合ってる感じがする。彼岸から聴こえてくるような歌声と音響。


09/02

ULTRA VIOLET / wujiu~うーじう~

 東方アレンジ。2019年。
「ユーサネイジア」「鬼の目にも」「ULTRA VIOLET」がよさげ。
「ユーサネイジア」にとり曲アレンジ。なんとなく芥川龍之介の河童はアコギと親和性良い気がしますね。これはやっぱ原曲が名曲で、この曲も原曲のメロディを上手く活かした透明感のあって寂しげなアレンジ。シンセが良い味付けになっていて好きです。
「鬼の目にも」アコギ弾き語り+ブルースハープ。東方アレンジでブルースハープって初めて聴いたかもしれん……。構成はいかにもフォークっぽいですが、これも原曲の砕月が良メロなので野暮ったさのない雄大さがあって好きです。
「ULTRA VIOLET」秘封曲。この曲も他の曲と同じくアコギ中心で無骨なアレンジですが、サビメロにすごく哀愁を感じる。メロトロンっぽい音もそれを加速。
 アコースティック楽器中心の東方アレンジ。アコギ中心の東方アレンジというとSatellite Himawariがありますが、サテヒマはどちらかというとアコギの音色を活かしている感じで音楽性としてはポストロックに近しいものを感じますがこっちはもうドストレートに60年代以前のロックとかの影響を感じる。音の隙間も多く、無骨で哀愁漂うアレンジ。


09/09

調べる相対性理論 / 相対性理論

 邦楽。ライブアルバム。2019年。
「キッズ・ノーリターン」「ミス・パラレルワールド」「NEO-FUTURE」がよさげ。
「キッズ・ノーリターン」めっちゃくちゃ良い。原曲は小綺麗な不思議疾走ポップって感じでしたが、抑制された感じが綺麗さっぱり無くなって感情が剥き出しになった感じ。その剥き出しの疾走感が胸を打つ。まず原曲でも印象的だったメインリフがギターで掻き鳴らされる時点で震えるんですけど、上モノが全て凶暴なギターにすり替わってる上に全楽器が原曲の百倍アグレッシブになっていてメチャクチャに格好良い。そしてラスサビ前の放り出されるような浮遊感よ。
「ミス・パラレルワールド」やっぱ良い曲ですね。ライブということもあって、全楽器に空間的なエフェクトが掛かってるのが都会感出てて好き。
「NEO-FUTURE」多分新曲。近年の理論の方向性な感じのシリアスで壮大な曲。メロディ好き。
 理論のライブアルバム。最初Spotifyで聴いてたんですが、音がメチャクチャ良くてこれはSpotifyで済ませちゃダメだと思って借りました。音がメチャクチャ良いです。僕にも分かる。
 あんまり理論にライブのイメージ持ってなかったんですが、なるほどアグレッシブな演奏と空間的な音響は音源とは全く違ったもので、すごく良かったです。あと音が良い。


09/10

Onda Nova / Lucas Arruda

 洋楽。2019年。
「Perdidos e Bobos」「What I'd Do For Love」がよさげ。
「Perdidos e Bobos」メロディがキャッチー過ぎる。なんか素養が無さ過ぎてそういうことしか言えない。グルーヴ感? みたいなのが? 気持ちよくて? 好きです。アウトロのソロが格好良い。
「What I'd Do For Love」これもメチャクチャキャッチーで気持ちいい曲。割と歌謡曲みある。
 TSUTAYAで流れてたシリーズ。ブラジリアン・メロウ・グルーヴの頂点とのこと。素養が無いので何も言えない。お洒落でキャッチーで気持ち良くて好きです。


09/11

834.194 / サカナクション

 邦楽。2019年。
ユリイカ」「ナイロンの糸」「茶柱」「ワンダーランド」「さよならはエモーション」がよさげ。
ユリイカ」淡々としつつ大サビで上げてくる曲。Bメロのメロディが好きです。今聴いてて思ったんですけど、これ白波ですね。
「ナイロンの糸」kikUUikiあたりのアルバム曲を思い出す、しっとりとした地味な感じの曲。こういうシングル用ではなさそうなメロディ、聴いてて無性に安心する。
茶柱」これも前曲と同じ地味な感じのほぼピアノのみが伴奏の曲。元々この人たちのこういう感じが好きで聴いてたところあるのでこれも安心するし、すごい懐かしい気持ちになりますね。
「ワンダーランド」これもシンシロっぽい曲。つまりはそういうことです。
「さよならはエモーション」さよならエモーショナル・ロックという原題も頷ける、アルバム中ほぼ唯一の、ロック的に直球で感情を揺さぶりに掛けてくる曲。いかにもこういうの好きなんでしょ? って感じの曲ですが、大好きです。淡々と疾走しつつも否応無しに高まりを感じさせるメロから爆発するサビ、そしてラストのナイトフィッシングイズグッドや目が明く、スローモーションを思い起こさせるユニゾン。エモい。
 サカナクションの6年ぶりアルバム。その間めちゃくちゃ出してたシングルが全部入ってますが、僕はこのアルバムで新宝島以外は全部初めて聴きました。ついでに(あくまで感想の前提情報として)言うとsakanactionは一回聴いたきりです。
 二枚に別れてるわけですが、Disc 1聴いてる時はあーsakanaction以降の作風だなぁと思ってさらっと聴いてたんですけど、Disc 2に入ってる曲はどれもストレート真ん中で聴いててメチャクチャにエモい気持ちになってしまいました。
 Disc 2に入ってる曲って僕が大好きだった頃のサカナクションに近くて、それが一枚に纏まってるのは多分意図的なんですよね(札幌バージョンや緯度経度の話も鑑みて)。そんなん聴かされたら嫌でもNIGHT FISHINGやシンシロ聴いてた頃を思い出させられるし、DocumentaLy以降離れてしまってから過ぎた八年間のことをどうしても省みてしまう。
 僕はその間シングル曲すら一つも聴いてなかったわけだけど、多分シングルで個々の曲を聴いても分からなかったことで、こうやって同じ系統の曲とまとめること、ひいてはDisc 1の現在のサカナクションのモードと対比されることで、昔サカナクションが大好きだったことと、それから過ぎ去った十年弱のことを否応無しに突きつけられるような気がして、すごい怖くて寒々しい気持ちになる。

 以上は本当の初聴時に持った感想で、今は「忘れられないの」「多分、風。」「蓮の花」が来てます。
 よく聴いたら「忘れられないの」とかってガワはシティポップだけどメロディとかBメロのアレンジとかは普通にいつものって感じですね。とか言って最近のいつものを知らないわけだが。


09/14

aurora arc / BUMP OF CHICKEN

 邦楽。2019年。
「月虹」「Aurora」「記念撮影」「シリウス「アリア」「アンサー」「新世界」がよさげ。
「月虹」サビのメロディ好き。
「Aurora」メロディ好き。サビのメロが二回目で上がるのがベタだけど好きです。でもこれrayじゃない……?
「記念撮影」COSMONAUTに入ってそうな曲。でもリズムと打ち込みの感じはEDM。
シリウス」サビのメロディ好き。
「アリア」サビのおーおーおーおーおーが好き。
「アンサー」COSMONAUTに入ってそうな曲。宇宙飛行士からの手紙っぽい。
「新世界」ベイビーアイラブユーだぜが好き。
 バンプもCOSMONAUT以降全然離れてたんですけど、一応という感じで聴いてみたら滅法良かったシリーズ。例によって入ってるシングルは一曲も聴いたことがありません。
 なんか作風的にCOSMONAUTに先祖返りした感を感じますね。
 それにしても最近のバンプの音はハイファイ過ぎて高音が刺さる感じで聴いてて安心できない……。

一大事 / ポルカドットスティングレイ

 邦楽。2018年。
「少女のつづき」「パンドラボックス」「煌めく」「ICHIDAIJI」がよさげ。
「少女のつづき」お洒落めなメロディのストレートなロック。
パンドラボックス」今のバンドっぽいガチャガチャした感じのロック。
「煌めく」J-POPっぽいメロディのストレートなロック。
「ICHIDAIJI」ポップな四つ打ちロック。ごめんこういうの大好き。
 ポルカドットスティングレイは聴くの(多分)二枚目だけど今の売れてるバンドにしては真っ当なことやってるなあという印象。
 最近の人気バンドってギミック偏重か歌詞偏重かのどっちかだと思ってるんで、こういうメロディもアレンジもいいバランスで割りかしストレートなバンドって今や貴重だと思うので頑張ってほしい。


09/15

Virgin Graffiti / シャムキャッツ

 邦楽。2018年。
「逃亡前夜」「おしえない!」「BIG CAR」「Cry for the Moon」「このままがいいね (Album Mix)」がよさげ。
「逃亡前夜」サビメロ好き。
「おしえない!」Cメロ好き。
「BIG CAR」勢いのある感じが好き。
「Cry for the Moon」まったりと郷愁漂ってる感じが好き。コーラス掛かってるギター好き。
「このままがいいね (Album Mix)」サビ後の進行好き。
 バンド初聴き。サニーデイみがある。


09/16

THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER イリュージョニスタ! / V.A.

 アイマス。2018年。
「イリュージョニスタ! (M@STER VERSION)」がよさげ。
「イリュージョニスタ! (M@STER VERSION)」ブロードウェイっぽい豪華でお洒落な曲。サビのメロディが超絶いいです。そして歌が回し終わった後のアウトロ、サビの頭だけ歌ってブラスを前に出してくるところが好き過ぎる。

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS LITTLE STARS! SUN♡FLOWER / V.A.

 アイマス。2017年。
「SUN♡FLOWER」がよさげ。
「SUN♡FLOWER」ハイテンポでつんのめるようなリズムの曲。つんのめるっていうか、キメの嵐過ぎてヤバい。こんなにキメある曲聴いたことないと思う。

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER 02 Tulip / V.A.

 アイマス。2016年。
「Tulip (M@STER VERSION)」がよさげ。
「Tulip (M@STER VERSION)」サビが好き。

THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER We're the friends! / V.A.

 アイマス。2014年。
「メッセージ」がよさげ。
「メッセージ」ストレートにアニソンのOPっぽい感じの曲(アニソンよく知らない)。Bメロのメロディ回しとかサビのキャッチーなメロディとかアウトロで拍子変わるのとか、技巧的で凄いなあと思う。

THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER Passion jewelries! 001 / V.A.

 アイマス。2013年。
「Orange Sapphire」がよさげ。
「Orange Sapphire」元気いっぱいで若干古いアイドルみを感じる曲。サビのメロディがよすぎる。

 デレステを始めてみたんですが、好きな曲がちらほらあったので借りてきました。
 アイマスってバンナム発ですけど、バンナムのゲームの曲って昔から馴染みあるんですよね。もじぴったんと太鼓が好きだったので。
 現時点の好きキャラは池袋晶葉さんと久川凪さんと佐久間まゆさんです。

POP TEAM EPIC / 上坂すみれ

 アニソン。2018年。
「POP TEAM EPIC」がよさげ。
「POP TEAM EPIC」クソアニメには勿体ない名曲。ハイファイで金属質な音がかっこいい。
 シングル借りてくるついでに借りてきたシリーズ。ポプテピピックのアニメももう2年近く前なのか……。


09/17

拈華微笑 / 東方事変

 東方アレンジ。2019年。
「ココロノハナ」「俗-zoku-」「イマココニアルモノ」がよさげ。
「ココロノハナ」洒脱でかっこいいロック。オイオイ言ってる掛け声に筋少みがある。
「俗-zoku-」文ちゃんアレンジなんですが、文ちゃんっぽくトリッキーでスピード感ある曲。歌詞も東方事変には珍しくストレートに東方二次創作してて好きです。ラストのあややややがかっこいい。
「イマココニアルモノ」物悲しく寂しげな雰囲気の、優しいメロディの曲。聴いてて切なくなる。
 贔屓にしてるサークルさんの夏新譜。地霊殿関係者曲メイン。
 

09/22

1986 / どついたるねん

 邦楽。2012年。
GREEN MAN」「geronimo FUNK」「beautiful life」「shonben curve」「UNCHAIN」がよさげ。
GREEN MAN」四つ打ち+ベース。トラックがめちゃくちゃ格好良いのが腹立つ。
geronimo FUNK」前曲の流れを引き続いて四つ打ち+ベース。これも格好良い。短いのも良い。
「beautiful life」これすごいスパルタを思い出す……。
「shonben curve」なんか良い感じのメロディのアコギ+いろんな音ぶっ込みまくりの謎空間。見せてみろよお前のしょんべんカーブ。
UNCHAIN」このタイトルでこの歌詞はずるい。
 バンド初聴。なるほど銀杏関係者っぽいし、東京インディー関係者っぽいな……という感想。

Oui Oui / 矢野顕子

 邦楽。1997年。
「Kyoto [京都慕情]」「クリームシチュー [The Stew]」「Oui Oui [ウイウイ]」「I'm So Lonesome I Could Cry」がよさげ。
「Kyoto [京都慕情]」メロディ好き。
「クリームシチュー [The Stew]」メロディ好き。90年代感。
「Oui Oui [ウイウイ]」サビメロ好き。
「I'm So Lonesome I Could Cry」メロディ好き。


09/25

JAPANESE GIRL / 矢野顕子

 邦楽。1976年/2011年再発。
「気球にのって」「電話線」「大いなる椎の木」「丘を越えて」がよさげ。
「気球にのって」演奏がかっこよすぎる。メロディもワイルドで洒脱な感じでいいですね。
「電話線」ニューミュージックっぽさはありつつも、異常な上下をするサビメロといい荒々しい演奏といいおよそ古さを感じさせない曲。
「大いなる椎の木」これは割と時代を感じる古めかしい録音に70年代らしい郷愁のあるメロディの曲。これは古さが良さになってるタイプの曲ですね。サビで鳴ってるシンセ?の音が良すぎ。しかしなんかよく聴いたら転調しまくり。
丘を越えてあがた森魚さんとのデュエット。明るくポップな雰囲気にこれもお洒落な良メロ。
 矢野顕子さんの1st。とにかく声が違う。この頃は荒井由実さんに近い線が細い感じのシンガーソングライター然とした声。力が入ってて硬い感じもしますね。
 しかしまあ、70年代っぽさはあるんですけど、それを差し置いても技巧的な良メロのオンパレード。間に入ってる民謡系の楽曲もダサさは皆無。古めかしい録音も味になってるような。
 A面での緊張感あってダイナミックな演奏と、B面のリラックスした雰囲気の対比も良いですね。それにしてもやっぱ非凡さを感じる。


09/28

MIGNONNE / 大貫妙子

 邦楽。1978年/2008年再発。
「4:00 A.M. 」「海と少年」「あこがれ」がよさげ。
「4:00 A.M.」ファンクでお洒落な曲。コーラスが好き。
「海と少年」矢野顕子さんの流れで聴いたんですけどあれって珍しくストレートなカバーだったんですね。メロディが良すぎる。サビで四つ打ちになるのも気持ちいい。
「あこがれ」ニューミュージック然としたバラード。これもメロディが好き。
 海と少年目当てで聴いたんですけど他も良かったです。70年代って全然掘れてないので掘っていきたい。

VARIETY / 竹内まりや

 邦楽。1984年/2014年再発。
「もう一度」「プラスティック・ラブ」「とどかぬ想い」「マージービートで唄わせて」「赤のエナメル」がよさげ。
「もう一度」初っ端達郎さんのコーラスが飛び込んできた時はビックリしましたが、ウォール・オブ・サウンドな感じの晴れやかでポップな曲。大瀧さんからもうちょっと土着感を抜いたような感じの爽やかなメロディが最高。
「プラスティック・ラブ」名曲。
「とどかぬ想い」優しいメロディに郷愁を感じる曲。
「マージービートで唄わせて」タイトルがまんまなんですけど初期ビートルズな曲。メロディ好き。
「赤のエナメル」アルバムの曲とは毛色が違うシリアスな感じのメロディ。かっちりしたリズムが格好良い。サビで頭打ちになるのも好き。
 プラスティック・ラブ目当てで聴いたんですけど略。ナイアガラ関係も全然掘れてないので掘っていきたい。


09/29

For / uri gagarn

 邦楽。2018年。
「Few」「Ijdb」「Jinx」「Lion」「Wall」「Owl」がよさげ。
「Few」ギターのコーラスかかった音色が好き。しかしまあ一曲目がこれって随分にポップになったなぁと思う。
「Ijdb」ユーリがたまに作ってた美メロがメインのタイプの曲。
「Jinx」展開が二転三転するマスロックめいた曲。
「Lion」それなりに疾走感ある曲。ギターの異常なコードストロークがかっこいい。
「Wall」これも美メロ。Owlと並んでポップな感じ。
「Owl」これもはやinouじゃないですか!? 手拍子でクールに素をキープを思い出す。かなりポップ。そして中盤からの異常に奇妙で物悲しいコード進行。エモーショナル。
 inouのラップの人のバンド。inou休止から初のアルバム。
 My Favorite Skin以前と比べると随分ポップになった印象。少なくとも以前若干あった不気味さというか気持ち悪さみたいなものは大分取っ払われて、人懐っこくなった感じ。その代わり、異様なエモさみたいなのも薄れた気はしますが。