All you need is black earphone (?)

あたまのわるい音楽ブログ

アルバム初聴メモ 2020年7月編

先月は一枚も聴かなかったのでないです。


※個人の主観的感想です。
※通しで二回聴いた時点でのメモ書き程度です。


07/01

よこぬまくん / フーリンキャットマーク

 邦楽。2020年。
時のインデペンデント」「Twinkle radio」「遥かなるボーイフレンド」「よこぬまくん」「ウィークエンドは甘いダージリン」「トワイライトブルー」がよさげ。

時のインデペンデント」メロディが好き。
Twinkle radio」メロディが好き。歌詞にフリッパーズ・ギターとか午前三時の脱走計画とか小ネタが出てきてずるいな~~って思う。
遥かなるボーイフレンド」メロディが好き。他の曲と比べて比較的キラキラ度は抑えつつ、透明感のある音像がとても好きです。
よこぬまくん」メロディが好き。『ストレイキャットガール』とかと基本的な構成は同じなんですがやっぱりメロディが最高に良いです。ラスサビの英詞のところとか本当に好き。そして歌詞がまた最高にエモーショナル。ノスタルジックな風景や感情と、そこからの逃れようのない時間の経過というテーマはアルバムのコンセプトとして全ての曲に通底しているものなんですが、学生時代の思い出と空想とを回顧するこの曲の歌詞が最もアルバムコンセプトを体現しているように思います。(表題曲だし)
ウィークエンドは甘いダージリン」メロディが好き。ボサノヴァな感じの曲。しかしまあこの曲も歌詞がビター。
トワイライトブルー」滅茶苦茶好き。サビが良すぎ……。オクターブ違いのユニゾンにすごく弱い。そして歌詞がまたどこを取っても最高ですね。これまでの曲が時間を行ったり来たりしたり、過去を振り返ったり、基本的にそれまでに起こったことに思いを馳せているのに対して、この曲だけが今ここにあることとこれから先に起こるであろうことに思いを馳せているというのがもう切なげで涙が出そうになる。憂いを帯びたメロディから音像から、アウトロのアコギのソロに至るまで本当に素敵な曲だと思います。

『時間』がコンセプトのアルバム。オシャレな曲調に載せて時間を行ったり来たりするんですが、転調を多用する美しいメロディとポップで軽やかでオシャレなアレンジとエモい歌詞の相乗効果で最高に見える。
 コンセプト柄、『いつか変わってしまうこと』『既に終わってしまったこと』についてフォーカスしていたり、それを思い起こさせるような歌詞が多く、そういうのって個人的にドストライクで心のに刺さるので聴いてて心にボディーブロー受けたみたいになる。的確な言葉選びとシチュエーションの演出でぶつけられるのでとてもつらい。
 それがまた、美メロオシャレポップでコーティングされてるのでなんかもう聴いてるといろんな感情が混ざって居ても立ってもいられなくなりますね。
 こういった渋谷系の流れにある音楽はいわゆる「本当は分かってる 二度と戻れない美しい日に居ると」みたいな歌詞と非常に親和性が高いと思うんですが、そういった系譜にまた一つ名盤がって感じですね。名盤だと思います。

A Night at the Opera / Queen (Spotify)

 洋楽。1975/2011年。
Death On Two Legs (Dedicated To...)」「You're My Best Friend」「'39」「Bohemian Rhapsody」がよさげ。

Death On Two Legs (Dedicated To...)」イントロかっこいい。
You're My Best Friend」ほのぼのした曲調が好き。
'39」前曲に引き続いてほのぼのした曲調が好き。
Bohemian Rhapsody」今更この曲について書く必要なくないですか??

 急にQueenが聴きたくなって聴いたシリーズ。


07/02

ハッピー×ウッド×イリーガル / Ma-Hi-Te

 東方アレンジ。2019年。
Passing Days」「どれみふぁ!?GOD」がよさげ。

Passing Days」雰囲気が好き。コロコロした音色と切り貼りされたリズム。
どれみふぁ!?GODブレイクコアからリズムを抜いてスッカスカにして音を潰したような曲(それはブレイクコアなのか?)。雰囲気が完全にイカれてて好きです。

 スプリットアルバム。管楽器だったりエレクトロニカだったりアコースティックだったり。アレンジは曲ごとにバラバラなんですけど、いくつかの曲がかなりイカれてるので相乗効果で全体的に狂った雰囲気漂ってるアルバム。


07/08

SUCKER PUNCH / ベス・クーパーに+色覚異常 (bandcamp)

 邦楽。2019年。
ベス・クーパーに - messed up」「色覚異常 - 夢のある話」「ベス・クーパーに - 群像」「色覚異常 - 停止信号」がよさげ。

ベス・クーパーに - messed up」ジャキジャキしてキンキンしたギターが最高にポストパンク。
色覚異常 - 夢のある話」横道に外れるようなサビメロが好き。
ベス・クーパーに - 群像」ジャキジャキしてキンキンしたギターと四つ打ちのビートがこれも最高にポストパンク。
色覚異常 - 停止信号」死にかけみたいなメロディと不穏過ぎるギターリフが最高。こんなにも不安を煽るリフが作れるものか……。

 エモいポストパンク。『ベス・クーパーに』っていうバンド名最高じゃないですか?


07/11

WITHOUT ONION / GREAT3

 邦楽。1998年。
Chop The Meat」「Golf」「日陰」「Soul Glow (Album Version)」がよさげ。

Chop The Meatオルタナ。Bメロのリズムが好き。
Golf」左チャンネルのちょっとドラムンベースっぽさのあるドラムと右チャンネルで延々と鳴ってるタイプライターみたいな音が若干エレクトロニカっぽさを醸すポップ。リズムとサビのメロディが好きです。
日陰」前作『ROMANCE』を引きずる重ための曲。シューゲ感の強いサビが好き。
Soul Glow (Album Version)」前々作『METAL LUNCHBOX』っぽい、80年代みのあるホーン+ディスコビートな曲。

『ROMANCE』を通過してオルタナっぽさが出てきた印象。「Golf」なんかは次作以降の音響路線に通じるところも感じますね。


07/19

キレヌモノ。2 / 渦状セントラル

 東方アレンジ。2019年。
鈍空に花の浮橋 / 秋晴」「Guest Star / ガネメ」「The Sorcerer's Remnant Snow / 5ECH0M」がよさげ。

鈍空に花の浮橋 / 秋晴」ピアノとホーンの鳴らすメインメロディがかっこいいジャジーな曲。
Guest Star / ガネメ」ワブルベースかっこいい。
The Sorcerer's Remnant Snow / 5ECH0M」オシャレで疾走感のあるドラムンベース。サビのコード進行が好き。やっぱネクロファンタジアは良い曲ですね。


07/20

ACID HORROR / 有頂天

 邦楽。1989/2014年。
世界は笑う」「カ・イ・モ・ノ」「老星落壁」がよさげ。

世界は笑う」喘ぎ声のサンプリングから始まる9分に及ぶファンクな大曲。3:45〜からの展開が非常に印象的。『どうでもいい』『なんでもいい』『どうでもいい』『なんでもいい』とか『やめろ!』『やめない』『やめろ!』『やめない』の掛け合いがまさに有頂天って感じ。
カ・イ・モ・ノP-MODELのPerspectiveのかなり完成度の高い作風トレース。
老星落壁」ワルツの三拍子を基調に曲調が二転三転する曲。メインテーマのメロディが好きです。

 STOP! HAND IN HAND SEARCH FOR 1/3というなんかビデオとかポスターとか入ったボックスセットに収められているCD。ビデオ(ショートフィルムとPV)もなかなかイカれてて最高なのでオススメです。
 内容は『GAN』の流れを汲んだキッチュで過激なニューウェーブという印象。


07/22

ただいま。 / 矢野顕子

 邦楽。1981/1988年。
いつか王子様が」「ASHKENAZY WHO?」がよさげ。

いつか王子様が」メロディが好き。合唱団のコーラスもよいですね。
ASHKENAZY WHO?」メロディとリズムが好き。


07/26

オーエス オーエス / 矢野顕子

 邦楽。1984年。
ラーメンたべたい」「GREENFIELDS」がよさげ。

ラーメンたべたい」メロディも歌詞もすごい良い曲ですけど、なんといってもギターがめっちゃ良い仕事してると思う。
GREENFIELDS」メロディが好き。イントロで提示された主題がラストで繰り返されるのが印象的でよいです。


07/27

シンガーソングライター / 坂本真綾

 邦楽。2013年。
遠く」「サンシャイン」「なりたい」がよさげ。

遠く」サビの転調が好き。
サンシャイン」メロディが好き。
なりたいギターポップ。好き。


07/28

POST- / Jeff Rosenstock (bandcamp)

 洋楽。2018年。
USA」7分に渡る長尺曲。メロディと中盤の静かになるところが好き。
Let Them Win」11分に渡る長尺曲。メロディが好き。


07/30

Killing PoP / the chewinggum weekend

 邦楽。1998年。
エレキング」「キリングポップ」「アイス (album mix)」「ロマンス」がよさげ。

エレキング」重たいオルタナロック。メロディが好き。間奏後のギターソロがイカれててめちゃくちゃかっこいい。
キリングポップ」メロディーがすごいポップなロック。正しく90年代後半っぽい雰囲気の曲。サビのギターフレーズが好き。サビのコード進行がそのまま引き継がれるアウトロも切なげで好きです。
アイス (album mix)」疾走ギターロック。Aメロずっとファルセットで歌うのがとても印象的。
ロマンス」7分半に渡る長尺曲。アコギ中心に進むしっとりとした曲調なんですが、4分半で歌が終わってそこからの3分に及ぶ長いアウトロで奏でられるストリングスの旋律が圧巻。まさしく60年代サイケデリックみたいな美しさと狂気。「僕の病気は軽いものだけど治る見込みは無いような気がしている」から始まり、「揺り椅子に座った君が微笑んだら僕も終ることができる」で締められる歌詞も壮絶。

 一部で有名なプレミア廃盤アルバム。amazonで1万とか付いてたんですが去年ストリーミング解禁されたようでした。
 音楽性的にはオルタナロックなんですがメロディと歌詞がとてもいいです。前作を聴いていないのでなんともいえないんですが、元々ギターポップ的な音楽性だったというのを聴くと骨組みは確かに下北系的なメロディやコード使いをしているような気もしますね。